【 2009年11月28日号 】
34nmフラッシュ+INDILINXのSSDがHANA Micronから発売
性能にも変化?
 34nm版NANDフラッシュとIndilinx製コントローラを搭載したSSDがHANA Micronから発売された。同じ構成の製品はG.Skill「Falcon II」が先週発売されているが、今回のHANA Micron製品については「コントローラも微妙に変わっており、速度も前モデルより気持ち向上している」(ショップ)という。

 発売された製品は、Serial ATA接続の2.5インチSSD「Forte plus」シリーズ。実売価格は64GBモデル「HMSM064G-10」が18,600円、128GBモデル「HMSM128G-10」が29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
 
 Forte plusはMLCタイプの2.5インチSSDで、「Trimコマンドに対応している」(オリオスペック)ほか、「同社の従来品に比べ、若干速度が向上している」とのこと。同店のPOPによれば、データ転送速度は64GBモデルがリード時220MB/s、ライト時135MB/s、128GBモデルがリード時250MB/s、ライト時150MB/sという。キャッシュ容量は64MB。

 NANDフラッシュの微細化は、容量増/価格低下というメリットがある反面、(チップ単体での)信頼性低下といったデメリットも指摘されている。デメリットに関しては、各社のコントローラで補っていくものと思われるため、そうした点でもこれら新世代の製品は注目できそうだ。


□SSD(HANA Micron)
http://www.hanamicron.co.kr/product/product_04_1.asp
□HMSM064G-10/HMSM128G-10(オリオスペック)
http://www.oliospec.com/item_detail/itemCode,HMSM064G-10/
http://www.oliospec.com/item_detail/itemCode,HMSM128G-10/

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HANA Micron Forte plus

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。