動作クロックは前者が3.06GHz、後者が2.6GHz。いずれの製品も、それぞれのシリーズで現時点において最もクロックが高くなる。主要スペックはそれぞれE6500、E3300と同様で、45nmプロセスで製造されるのも同様だ。

　Pentium Dual-Core E6600の主なスペックはFSB 1,066MHz、2次キャッシュ2MB、TDP 65W。今回確認した製品のS-specは「SLGUG」。

　Celeron E3400の主なスペックはFSB 800MHz、2次キャッシュ1MB、TDP 65W。今回確認した製品のS-specは「SLGTZ」。

　主な搭載デバイスはVGA出力、6chサウンド、1000Base-T LANなど。拡張スロットはPCI Express x1×1、DDR2 DIMM×2。

　最大のウリは、LucidLogixの技術「Hydra Engine」を搭載する点。このHydra Engineはブリッジチップ「Hydra 200」とドライバで構成されるマルチGPU技術で、AMD/NVIDIA両者のGPUを混在(X Mode)、あるいは同メーカーの異なるGPUを混在（A Mode/N Mode）させるという柔軟なマルチGPU環境が構築できるという。

　ブリッジチップはPCI Express 2.0 x16インターフェイスを2基のPCI Express 2.0 x16スロット（x8モードまたはx16モードで動作）に分岐し、各スロットに装着されたビデオカードに処理を分散させることで負荷の低減（＝パフォーマンスの向上）を実現する仕組み。

　具体的な負荷分散方法は、CrossFireやSLIで一般的なフレーム別(AFR)や描画エリア別(SFR)ではなく、「リアルタイム解析を行い、描画機能別で行っている」（Lucid）とのこと。詳細については公開されていないが、具体的には「アンチエリアス/ステンシル/色深度などに分けて処理を行っている」（同）とされる。また、DirectXによる3D描画以外のアクセラレーション、例えばビデオ再生などのアクセラレーションは、プライマリビデオカードのものがそのまま利用されるという。

　MSIでは「性能の異なるビデオカードを混在してもパフォーマンスは向上する」と説明しており、異種混在による性能強化のほか、ビデオカード買い替え後の旧カード活用方法としても有用だという。

　なお、混在できるGPUに制限があるほか、使用するGPUによっては旧バージョンのブリッジチップドライバを導入したほうが良いとされている点などに要注意。

　組み合わせ可能なGPUなどの情報は、MSIが公開しているPDF資料「Hydra Graphic Card Combination Table」で確認することができる。

　なお、MSIでは「当面、このLucidの技術はMSIが独占利用することになる」とアピールしており、「LucidといえばMSI」を合言葉に製品を展開していくという。

　このほか、オーバークロック性能の高さもウリで、全コンデンサに、高い信頼性と耐久性をうたう「Hi-c CAP」を採用する点や、各種ステータスの監視などが可能な外付けLEDディスプレイ「OC DASHBOARD」が付属する点、ボタンを押すだけでオーバークロックが可能な独自機能「OC Genie」を搭載する点などがうたわれている。

　マザーボードの仕様はスロット数がPCI Express 2.0 x16×3（x16＋x16またはx16＋x8＋x8で動作）、PCI Express x1×2、PCI×2、DIMM×4（DDR3 1333/1066/800、最大16GB）で、主な搭載機能がGigabit Ethernet（2ポート）、Serial ATA（10ポート、RAID 0/1/5/10/JBOD対応）、IEEE 1394、8チャンネルサウンド（サウンドカード「Quantum Wave」が付属）。

□LucidLogix
http://www.lucidlogix.com/

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　主な搭載デバイスはVGA+DVI+HDMI出力(利用時はGPU機能内蔵CPU必須)、7.1ch Sound、1000Base-T LANなど。拡張スロットはPCI Express x16×2(x16動作×1、x4動作×1)、PCI Express x1×1、PCI×4、DDR3 DIMM×4。

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　主な搭載デバイスはNEC製「μPD720200」のUSB 3.0、「Marvell 9128」の6Gbps SATA、7.1chサウンド、1000Base-T LAN、IEEE 1394、eSATA/USBなど。拡張スロットはPCI Express x16×4(x16動作×2、x8動作×2)、PCI Express x1×2、PCI×1、DDR3 DIMM×6。

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　主な搭載デバイスはVGA+DVI+HDMI出力、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、6chサウンド、1000Base-T LAN、eSATAなど。拡張スロットはPCI Express x16×1のほか、Mini PCI Express×1(無線LANモジュールが標準占有)、DDR2 DRAM×2。

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　上位モデルはデュアルコアのAtom D510やICH9Rを搭載し、RAID 0/1/5/10をサポート。さらに、x4動作ながらもPCI Experss x16スロットも搭載している。

　スロット数はPCI Express x16×1、SO-DIMM×2（DDR2 667、最大4GB）。主な搭載機能はVGA、Gigabit Ethernet（2ポート）など。ただしサウンド機能は非搭載。

　下位モデルの「X7SPA-L」は、搭載CPUをシングルコアのAtom D410に、サウスブリッジをICH9に変更。Gigabit Ethernetも2→1ポートに、Serial ATAポートも6→4ポートに減らしたもの。ただし、サウンド機能やLVDS出力をヘッダピン形式で搭載（通常タイプのコネクタはなし）、シリアルポートが増えているなどの強化点もある。

　また、SUPERMICROでは最上位モデル「X7SPA-HF」もラインナップ。これはIPMIコントローラを搭載した製品で、GPUに「Matrox G200eW video」を搭載するとされている。これについては「来週入荷する予定で、予価は32,340円」（USER SIDE マルチ・スペース）とのこと。

　主な搭載デバイスはVGA出力、6chサウンド、1000Base-T LANなど。拡張スロットはPCI×1とDDR2 DIMM×2。

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　搭載メモリはGDDR5 1GBで、クーラーは隣接スロット占有仕様。

　なお、パッケージには搭載クーラーの形状のことは特に書かれていない。

　出力コネクタ/メモリ容量などの異なる3モデルがラインナップされている。なお、1GBモデルのみCrossFireコネクタを備えている。

搭載クーラーは3モデルともarctic-cooling製の隣接スロット占有タイプ。

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　メモリ容量の異なる2モデルがラインナップされている。搭載クーラーは2モデルとも隣接スロット占有タイプのほか、CrossFireコネクタを備えている。。

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　メモリ容量の異なる2モデルがラインナップされている。搭載クーラーは2モデルともarctic-cooling製の隣接スロット占有タイプのほか、CrossFireコネクタを備えている。

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「搭載クーラーは1スロットタイプ」(ショップ)という。

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　搭載メモリはDDR3 512MB。

　メモリ容量は1GB(種類は不明)で、LowProfile対応/ファンレス仕様となっている。

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【2009年9月9日】Display Port×4搭載のMatrox製ビデオカードが登場
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　GIGABYTE製マザーボードで採用されている「Ultra Durable 3」品質で設計された製品で、日本製固体コンデンサや低RDS MOSFET、2オンス銅のPCBなどを採用することで高い安定性を実現するという。

　また、独自の電源回路を採用することで、通常の3倍のUSBバスパワーを供給できるようになっている。

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　3.5インチベイに固定するためのマウンタ付き。

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【2009年12月19日】Kingston Technology SNM225-S2 80GB(今週見つけた新製品)
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　厚さを9.5mmに調整するスペーサがないのも特徴。

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【2009年11月21日】SSDSA2MH080G201
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　搭載チップと容量の違いで6モデル発売されており、MLCチップ搭載品の32/64/128/256GBと、SLCチップ搭載の32/64GBが発売されている。

　搭載コントローラは「eastwho」で、キャッシュ容量は全モデル64MB。公称転送速度はSLC搭載品がリード128MB/s・ライト110MB/s、MLC搭載品の32/64GBモデルがリード128MB/s・ライト60MB/s、MLC搭載品の128/256GBモデルがリード128MB/s・ライト90MB/s。

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【2009年12月26日】PhotoFast GM18M128E44IDEV4ほか(今週見つけた新製品)
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　SLCチップを搭載したモデルで、インターフェイスと容量の違いで6モデル発売されている。ラインナップはZIFコネクタタイプの32/64GB、日立型IDEタイプの32/64GB、東芝型IDEタイプの32/64GB。

　搭載コントローラは「eastwho」で、キャッシュ容量は64MB。公称転送速度はリード128MB/s・ライト110MB/s。

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　最大4基の2.5インチまたは3.5インチのSerial ATA接続HDDが内蔵可能なストレージサーバ向けのNASキットで、Atom D510（クロック1.66GHz）や1GBのDDR2メモリなどのほか、非常用電源として機能するバッテリーモジュールを搭載。これにより、HDDへのデータの記録中やファームウェアの更新中に停電が発生した際、システムやデータが破損するのを防げるとしている。

　バッテリーモジュールは容量1,000mAh（15.2V）のリチウムイオン電池を使用。モジュールは薄型で、本体背面から着脱できる。なお、バッテリーモジュールによる本体の起動はできない。

　このほか、独自のシステム冗長化による保護機能「Dual DOM」や、本体前面にステータス表示などを行なう2.8インチのOLEDディスプレイなどを備えている。

　HDDの着脱は本体前面から可能（ホットスワップ対応、RAID 0/1/5/6/10/JBOD対応）。主な搭載インターフェイスは1000Base-T LAN（2基）、eSATA（2基）、USB 2.0（6基）、PCI Express x1スロット。

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　2台の3.5インチSerial ATA-HDDを搭載可能で、RAID 1または個別認識での動作が行える。PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0。背面には3つのUSBポートも備えており、プリンタなどのUSBデバイスを接続可能。

　本機の上にTime Capsuleをスタックすることもできる。

　USB接続のHDDスタンドとして利用できるほか、単体のメディアプレイヤーとしても動作可能な製品で、HDD内の映像データをPCレスでHDMI/コンポーネント出力できる。SD/MMC/USBメモリなどの映像データもそのまま出力可能。

　対応する映像フォーマットはMPEG1/2/4、DivX、XviD、AVIなど。

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【2009年12月26日】サンコー クレードル式2.5"/3.5"HDD MEDIA PLAYER(HDPLAY90)(今週見つけた新製品)
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　この製品は、その名の通り豆電球の形をしたUSB 2.0接続のフラッシュメモリで、USBメモリの先端部分に、LEDを使った「豆電球」を備えるというユニークなデザインが特徴だ。

　豆電球の根元にある銀色の端子部分はキャップになっており、外すとUSB端子が現れる。また、豆電球はPCのUSBポートに接続すると点灯し、アクセスランプ（データアクセス時に点滅）としても機能する。

　メモリ容量は2GB。本体サイズは直径30×高さ62.5mm。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000、Mac OS X 10.1.3以降。延長用のUSBケーブルが付属する。

　カラーはブラックとホワイトの2タイプ。

　キースイッチはパンタグラフタイプ。

　搭載センサーは5,600DPIのレーザータイプで、レポートレートは最大1,000Hz。設定記録用メモリも内蔵している。

　サイドボタンは裏面のスライダーで手動調整する仕組みで、2個のボタンをまとめて前後に調節できる。

　そのままワイヤレスのBluetoothマウスとして利用できるほか、付属の専用USBケーブルでPCと接続、有線マウスとして利用可能。解像度はBluetooth利用時2,000DPI、USB利用時4,000DPIで、レポートレートはBluetooth利用時が125Hz、USB利用時が1,000Hz。

　搭載センサーはレーザータイプ。

　この製品は、机上ではマウスとして、手で持ち上げてトラックボールとして使えるツーウェイタイプの入力デバイス。似たようなデバイスはこれまでも度々登場しているが、多くの製品がマウスをベースとしてた形なのに対し、この製品は「手持ちトラックボール」時の操作性を考慮したグリップ型デザインなのが特徴。

　本体の左側面には、光学式トラックボールとホイールを装備。底面には光学センサーがあるが、右手で持ってトラックボールとして使う際には、光学センサーが脇から覗くような格好になる。

　本体はサイズが105×63×45mm、重量83g。電源として充電式バッテリを内蔵し、充電時間は約2時間、連続動作時間は約5日。付属品は充電用USBケーブル、小型のUSBレシーバなど。

　特性調整用として付属しているのは5枚の「jet plate」と、それぞれ水流が通るスリットの本数などが異なるもの。「これを変えることで水流の幅や、スリットから出る水勢を変更でき、結果として特性が変わる」（ショップ）という。

　5枚のうちの1枚はスリットのないブランクプレートで、自分でスリットを自作可能。

　対応するCPUソケットは、LGA1366/1156/775/Socket AM2/3など。

　フィッティングは別売で、側面/上面のどちらかにチューブを接続できる。

　搭載ベイ数は5インチ×4、3.5インチシャドウ×4、2.5インチシャドウ×3。12cmファンを前面底部と背面に1基ずつ備える。電源は別売り。

　設計から製作まで全て国内で行われているという。

　入力コネクタはHDMI×2、DVD-D、VGA、コンポーネント、コンポジット、S端子。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。

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【2009年11月28日】LG電子 M2794S-PM(今週見つけた新製品)
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　フォトフレーム用に内蔵メモリを2GB搭載しているほか、SDHC/メモリースティック/USBメモリ内の映像データも再生できる。

　解像度は800×480ドットで、ピボッド表示に対応している。

　「材質を生かしたヘアライン加工と美・カーブは職人の拘り仕上げ」(メーカー)という。

　予備電力を供給する技術は「PowerCache」と名付けられ、ケーブル内部に内蔵した2,200μFのコンデンサにより安定動作を実現できるという。

　80PLUS SILVER認証を取得し、内部電源ケーブルは着脱式を採用している。

　霧は天面のプルトップ部から排出されるデザイン。

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