【 2010年3月20日号 】 | |
「LAN - WAN間に挟むだけ」のセキュリティ保護ブリッジ販売中 パケット調査でウイルスも駆除 |
通過するパケットを調査、リアルタイムにウイルス保護や不正侵入防止、アプリケーションの利用制限などができるというグレインマスターズのセキュリティ保護ブリッジ、「PUT-102」が店頭販売中だ。実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「PCに負荷をかけずにセキュリティ対策できる」「専門知識が必要ない」のがウリという。
この製品は、WAN - LAN間に設置して通過するパケットを調査、マルウェアやウイルスを駆除することができるというブリッジ製品。
通過するパケットのうち、HTTPやFTP/SMTP/POP3/IMAP4のプロトコルを調査、それらに含まれるウイルスやマルウェアなどをブロックすることができるという。サポートするファイルフォーマットはEXEファイルやhtml、Officeファイル、Zipファイルなどで、ウイルス定義は定期的に自動更新される仕組みという。
また、ポートスキャンなどを検知、コネクションをリセットできる不正侵入防止機能やメッセンジャーやP2Pクライアントのパケット通過を阻止できるアプリケーションガード機能、さらには「自身のHDDがWebに公開されることを防ぐ」というウェブガード機能も搭載しており、様々なリアルタイム保護をうたっているのが特長だ。
ちなみに製品ハードウェアはシンプルな構造。ハブのようなケースにLAN側、WAN側の10/100Base-TXポートがあるのみだ。スループットは全機能ONで19.8Mbps、全機能OFFで34.6Mbpsとされている。
□製品情報
http://www.grainmustards.com/dicepit/dicepit.phpグレインマスターズ Dicepit PUT102 [撮影協力:オリオスペック]