今週見つけた主な新製品　(2013年10月26日)

　 GIGABYTEのH87搭載Mini-ITXマザーボード「GA-H87N-WIFI」の新リビジョンモデル。

　無線LANがIEEE 802.11a・b・g・n・ac対応となった点などが前モデルとの主な違い。

　 MSIオリジナルクーラー「Twin Frozr 4S」を搭載したオーバークロック仕様のRadeon R9 280X/270Xビデオカード。

　ユーティリティによって簡単に動作モードを切替える事が可能なモデルで、動作はOCモード(パフォーマンス重視設定)、ゲーミングモード(カードデフォルト設定)、サイレントモード(静音動作設定)の3タイプから選択可能。なお、各動作モード間での動作クロックの差は3〜9%程度で、劇的に変化するものでは無いが、メーカー保証の範囲内で手軽に動作モードを切替えられる。

　搭載メモリは2モデルともにGDDR5 2GB。

　 オーバークロック仕様のClub 3D製Radeon R9 280X/270X搭載ビデオカード。

　動作クロックは280X搭載品がコア1,050MHz(ブースト時1,100MHz)/メモリ6,000MHzで、270X搭載品がコア1,030MHz(ブースト時1,080MHz)/メモリ5,600MHz。メモリ容量は前者が3GB、後者が2GB。

　 オーバークロック仕様のRadeon R7 260Xビデオカード。メーカーはMSI。

　搭載メモリはGDDR5 2GBで、動作クロックはコア1,175MHz/メモリ6,500MHz。

　 Radeon R7 250を搭載したMSI製のビデオカード。搭載メモリはGDDR5 1GB。

　 オーバークロック仕様のGIGABYTE製GeForce GTX 650 Tiビデオカード「GV-N65TOC-2GI」の新リビジョンモデル。

　従来モデルとの主な違いは、搭載ファンが小型化され、カードサイズが短くなった点など。

　搭載メモリはGDDR5 2GB。

　 GeForce GT 630を搭載したGIGABYTE製ビデオカード「GV-N630-2GI」の新リビジョンモデル。

　従来モデルとの主な違いは、コアクロックが810MHz→700MHzにダウンした点など。

　搭載メモリはDDR3 2GB。

　 PCI接続のRadeon HD 5450ビデオカード。搭載メモリはDDR3 2GB。

　メーカーはデジナビで、旧世代VGA搭載品を主にラインナップする同社の「IGAGURI」シリーズに属するモデル。LowProfile用ブラケットが付属している。

　 ヘッドフォンアンプを内蔵し、イコライザー機能を備えたUSBサウンドアダプタ。発売元は上海問屋で、サンプリングレートは24bit/96kHz。

　アンプやイコライザー機能が省略されたモデルも同時に発売されている。

　 Intel製SSD「Solid-State Drive 530」シリーズのmSATA対応モデル。容量は180GBと240GBの2モデル。

　同シリーズはSATA-IO（The Serial ATA International Organization）が超小型デバイス向けとして定義している省電力モード「DevSleep」に対応しているのが特徴で、Haswellと組み合わせることでこの機能を利用可能。

　　SSD 530シリーズについては7月に2.5インチタイプが発売済みだが、mSATAタイプが店頭に登場したのはこれが初めて。mSATAタイプには、今回の240GB/180GBモデルのほか120GB/80GBモデルが用意されている。ちなみに、同シリーズにはこのほかM.2（NGFF）タイプもある。

　240GB/180GBモデルの公称の性能指標値（最大値）は、シーケンシャルアクセスがリード540MB/s、ライト490MB/s、ランダムアクセス（4KB）がリード41,000IOPS、ライト80,000IOPSで、これらは2.5インチタイプの240GB/180GBモデルと同じ。

　インターフェイスは6Gbps SATA。搭載NANDフラッシュは20nmプロセスのMLCタイプ。モジュールはmSATAフルサイズで、厚さは最大3.8mm。消費電力はアクティブ時140mW、アイドル時55mW、DevSleep時200μW。

　 パイオニア製DVDドライブの新モデル。付属ソフト無しのバルク品。

　主な書き込み速度はDVD±R 24倍速、DVD±R DL 12倍速などで、Label Flashに対応している。

　 日本マイクロソフトのタブレットの新モデル「Surface Pro 2」/「Surface 2」。メモリやストレージ容量の違いで各2モデルずつが発売されている。

　Surface Pro 2は、Surface Proの後継製品。搭載CPUがIvy Bridge世代のCore i5-3317Uから、Haswell世代のCore i5-4200Uへと変わったことで省電力性が向上、バッテリーによる長時間動作と高いパフォーマンスの両方を実現したとしている。搭載OSはWindows 8.1 Pro。オフィススイートの「Office Home & Business 2013」も導入されている。

　Surface 2は、Surface RTの後継製品。搭載CPUがNVIDIAのTegra 3からTegra 4へと進化、ディスプレイ解像度も1,366×768ドットから1,920×1,080ドットへと精細化した。バッテリー動作時間も延び、従来の最大8時間から最大10時間へと増えたほか、アイドル状態では7〜15日間持つという。搭載OSはWindows RT 8.1。オフィススイートの「Office Home & Business 2013 RT」も導入されている。

　バックライトを内蔵したキーボード付きカバー「タッチカバー2」と「タイプカバー2」も同時に発売されている。

　 デュアルSIM対応の「Xperia」。入荷したのは海外直輸入品で、SIMロックフリー仕様モデル。

　搭載ディスプレイは5インチ(解像度960×540ピクセル)で、カラーはホワイトとブラックの2色。ショップによると、搭載CPUはMT6589 1.2GHz(クアッドコア)、搭載メモリは1GB、ストレージ容量は4GB、搭載OSはAndroid 4.2.2という。また、NFCやGPSを搭載している。

　対応する通信方式は「3G 900/2100、GSM 850/900/1800/1900」(ショップ)。

　 カラフルなボール型のスマートフォン向けシャッターボタン。発売元は上海問屋で、カラーはブラック、ピンク、グリーン、ブルーの4種類。

　この製品は、離れた場所からスマートフォンのカメラのシャッター操作が行なえるBluetooth接続のリモコン。ボール型という、この種の製品としてはユニークな形状で、ピンクなどのポップな色使いも目を引く。

　本体は直径3.2cm、重量は15g。本体には伸縮性のあるシリコン製ストラップが付いており、輪の部分をスマートフォンの端に掛けたりできる。

　撮影には専用アプリ「Shutter Panorama」を使用。本体からは静止画の撮影・連写、動画の撮影（録画・停止）といった操作が行なえる。

　対応機種はBluetooth 4.0搭載端末で、具体的にはiOS 7以降を搭載したiPhone 5s/5/4s、第4/第3世代iPad、iPad mini、第5世代以降のiPod touch、Android 4.3以降を搭載したGALAXY S4、Nexus 7（2013）とされている。

　操作可能範囲は最大30m。電源にはコイン形電池（CR2032）1個を使用。製品にはテスト用として1個が付属している。

　 タブレットのスタンドとして使用できる4ポートのUSBハブ。メーカーはエレコム。

　USBポートは前面に3つ、背面に1つ備えており、タブレットを置く位置によって3段階の角度調節が可能。

　バスパワー動作が可能なほか、付属のACアダプターによるセルフパワー動作にも対応している。

　対応OSはAndroid 4.0以降(ホスト機能を有する機種)やWindows 8.1/8/7など。

　 PC用メモリカードリーダーを内蔵したユニークなLightningケーブル。

　この製品は、ケーブル長が約10cmのショートタイプのLightningケーブルで、USBコネクタ側にmicroSDカードリーダーが内蔵されているのが特徴。

　カードリーダーはPC接続時に使用可能。iPhoneなどのiOSデバイス側からはカードにアクセスできないが、Lightningケーブルとカードリーダーを一緒に携帯したい場合などに便利だろう。

　ケーブルはデータ転送と充電の両方に対応。なお、いわゆる互換Lightningケーブルと見られるが、同店ではiPhone 5s/5cへの対応もうたっている。

　 micro USBコネクタをニンテンドー3DS/DSi向け電源コネクタに変換するアダプタ。メーカーはエスエスエーサービス。

　DS Lite向け電源コネクタへの変換アダプタも同時に発売されている。

　 着脱式リングストラップが付属したネックストラップのカラーバリエーションモデル。カラーはブルーで、ブラックモデルは今年1月に発売済み。

　着脱可能なリングストラップは、ネックストラップの根元にあるアダプタ部分に装着する仕組み。

　 「受光角185°」(イケショップ)というiPhone 5/5sに対応したパノラマ撮影向けの魚眼レンズ。

　レンズは専用ケースを使用して固定する仕組みで、アプリを使うことで360°パノラマ撮影が行なえるとしている。レンズはマグネットでケースに固定されているため、簡単に取り外しが可能。

　販売店のイケショップでは、数量限定で購入者に小型ビデオカメラのプレゼントを行っている。

　 無線LANルーターとUSB充電機能も備える海外用コンセント変換アダプタ。発売元は上海問屋。

　この製品は、日本向けの電気製品を海外で使う際に、コンセント形状の違いを解消するための変換アダプタ。

　イギリス・香港などで使われているBF型、中国・欧州などのC型・SE型、北米などのA型、オーストラリアなどのO型といったコンセントにこの製品を接続することで、コンセントの形状を日本向けのA型に変換することができる。対応入力電圧はAC 100〜250V。

　また、ホテルなどに備え付けの有線LANを無線化する無線ルーターと、USB充電機能も搭載。

　無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠、最大対応速度150Mbpsで、本体にはWAN/LANポート（10/100Mbps対応）を装備。USB充電機能については、本体に出力用の標準Aポート（2.1A出力）を備えている。

　ただし、製品には技適マークがないため、国内では使用できないとのこと。上海問屋は「海外でのデジタルライフを快適にする目的で提供する商品のため、技適を受けていない」としている。

　 給電用のシガーソケット - USB変換アダプタの新モデル。シガーソケットへの接続部分の形状などが異なる2モデルが発売されている。

　本体側の出力ポートは、シガーソケット×1、USB×1、microUSB(ケーブル一体型)×1。

　 10 Gigabit Ethernetカードの新モデル。メーカーはMellanox。

　LAN側のインターフェイスはSFP+で、シングルポートモデルと、デュアルポートモデルの2製品が発売されている。PCとの接続インターフェイスは、シングルポートモデルがPCI Express 3.0 ×4レーン、デュアルポートモデルがPCI Express 3.0 ×8レーン。

　 メモリなどとの干渉を抑えた設計がウリのサイドフロー型CPUクーラー「阿修羅」のブラックカラーモデル。同社の創立10周年を記念した限定仕様のモデル。

　本体にブラックニッケルメッキ処理が施された製品で、本体カラー以外の仕様は従来モデルとほぼ共通。

　搭載ファンは14cm×1基で、追加でもう1基装着可能。対応CPUソケットはLGA2011/1150/1155/Socket AM3+/FM2など。

　 ARCTIC COOLING製ファンの新モデル。サイズは8cm/12cm/14cmの3種類で、それぞれ通常モデルとPWM対応モデルが発売されている。

　 ASUSのZ87搭載マザーボード「MAXIMUS VI EXTREME」用の水冷ヘッド。メーカーはEK Water Blocks。

　表面プレートがアセタルのモデルとアクリルのモデルの2製品が発売されている。

　 ASUSのGeForce GTX 780カードのGTX780-DC2O-3GD5とGTX780-DC2OC-3GD5に対応した水冷ヘッド。メーカーはEK Water Blocks。

　 5インチベイ搭載タイプのリザーバータンク。メーカーはEK Water Blocksで、5インチベイ×2段占有タイプ。

　容量は250mlで、フローインジケーターを内蔵している。

　 上面に大型の20cmファンを搭載したThermaltake製のキューブ型micro ATXケース。

　キューブ型ながら高い冷却性能が特徴で、搭載ファンは上面の20cm×1基の他に、前面に9cmを1基、背面に6cmを2基備えている他、ケース各所にメッシュ加工が施されている。

　メンテナンスの容易さもウリとしており、ストレージや電源、マザーボードを装着する内部フレームがそれぞれ独立、取り外しが可能となっている。

　搭載ベイ数は5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2と豊富。

　電源は別売りで、ATXタイプのものが搭載可能。

　発売されたモデルはブラックで、「レッドモデルは近日発売予定」(ツクモパソコン本店)とのこと。

　 筐体に4.5mm厚のアルミニウム素材を採用したスタイリッシュなキューブ型Mini-ITXケース。メーカーはJNCで、カラーはシルバー。

　外観はヒートシンクのような凹凸を持つデザインで、アルミ素材が際立つ見た目になっている。

　電源は別売りで、ATX電源が搭載可能。

　「ドスパラ独占販売のモデル」(ショップ)とのこと。

　ちなみに、付属マニュアルに書かれた製品名は「E-M3/M5」となっており、この型番の製品は今年8月にREALANブランドのものが発売済み。REALANの製品と今回の製品の関連性は不明。

　 2.5インチHDDを最大4台搭載できる5インチベイ搭載マウンタ「Bay Extension」が付属したmicroATXケース。メーカーはSharkoonで、側面パネルの窓の有無で2種類が発売されている。

　Bay Extensionを除いた搭載ベイの数は、5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2(2.5インチシャドウ×2と兼用)、2.5インチシャドウ×1。

　電源は別売り。

　 奥行きが15cmと短く、容量が850W/750Wと大容量の80PLUS GOLD認証取得ATX電源。メーカーはSilverStone。

　内部電源ケーブルは着脱式で、24ピン電源ケーブルを含めた全ケーブルがフラットタイプになっている。

　 電源本体に装着する防振パッドが付属した、LEPAブランドの80PLUS BRONZE認証取得ATX電源。容量別に1,000W/650W/550Wの3モデルが発売されている。

　3モデルとも内部電源ケーブルは着脱式。

　ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館では購入者にエコバッグがプレゼントされている。

　 80PLUS GOLD認証を取得した300WのTFX電源。メーカーは玄人志向。

　TFX電源で80PLUS GOLD認証モデルは比較的珍しい。

　 保温と保冷のどちらも行えるUSB接続カップホルダーの新モデル。メーカーはサンコー。

　ペルチェ素子を内蔵した製品で、保温/保冷の切り替えはスイッチで行う仕組み。動作温度は保温時が約80度、保冷時が約18度。

　一般的な紙コップや缶コーヒーで利用できるとされている。