あの頃の秋葉原
【2000年4月22日号 掲載】世界最小のベアボーンPC?手のひらサイズの「Espresso」
i810搭載でSocket 370に対応、2.5インチHDDを内蔵
2020年7月22日 08:30
※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
手のひらサイズでフルスペックのベアボーンPCを発見した!と言っても、ほとんどの人は信じないかも知れない。しかし、それは紛れもない事実。なにしろ、実際にアキバで値段がついて売られているのだ。
フルスペックの最新PC環境を持ちながら、サイズは手のひらサイズという衝撃的な超小型ベアボーンPC、それが台湾SAINTSONG製「Espresso」だ。
「Espresso」は、i810チップセットを搭載したSocket 370対応マザーボードをベースに、2.5インチHDDや各種I/Oコネクタ、ポインティングデバイスなどを凝縮して収納する超小型ベアボーンPC。寸法は150mm×106mm×32mmとほぼ官製ハガキ大で、ちょうど手のひらに収まるサイズになっている。重さは460g。対応しているCPUはCeleronとPentium IIIで、マニュアルによると動作クロックは466MHz以上をサポートしている。メモリはマザーボード裏面にあるスロットにノート用SO-DIMMを装着するかたちになる(続きを読む)。