あの頃の秋葉原

【2000年10月21日号 掲載】Athlonとメモリの価格が続落、最安値記録を更新

1GHzは3万円割れも間近、128MBは7千円割れ

※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

 Athlonとメモリの価格が続落。Athlon 1GHzは3万円台前半、128MB SDRAMは7千円割れとなり、いずれも過去の最安値を更新している。この後も続いて値下がりする可能性もあり、自作PCマーケットはまさに風雲急を告げる様相となってきた。

 Athlonが急激に値下がりした理由は、AMDが大幅な価格改定を行ったためで、米国時間の17日(火)にAthlon 1.2GHzとDuron 800MHzを発表を行うと同時に、その詳細を明らかにしている。それによると、Athlon(Thunderbirdコア)の1,000個ロット単価は新たに1.2GHzが612ドル、1.1GHzが460ドル、1GHzが350ドル、950MHzが282ドル、900MHzが215ドル、850MHzが193ドルに設定されている。アキバでの実売価格はというと、21日(土)時点で最安値が1.1GHzから順に43,800円、30,800円、26,800円、20,480円、18,000円。実にAMD本社発表の価格とアキバの価格は、すでに現時点で1ドル=約95円換算でほぼ一致していることになる(1GHzのみ1ドル=88円と突出しているが)(続きを読む)。