あの頃の秋葉原

【2002年12月7日号 掲載】C3もようやく動作クロック1GHzに到達、FSBは100MHzで電圧上昇、価格は7,000円台、形状と動作電圧に変化あり

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 発熱量の少ないCPUとして、静音PCマニアなどを中心に根強い人気があるVIAのC3がようやく「大台」に到達、初めて動作クロック1GHzを実現した1.0A GHzモデルのバルク品が発売となった。実売価格は6,680円~7,800円。

 C3の新モデルが発売されるのは、1月に登場した900A MHzモデルと933A MHzモデル以来、実に11ヶ月ぶりとなる。

 今回登場した1.0A GHzモデルは、CPU本体の両面にあるマーキングでFSBクロックが100MHz、動作電圧が従来の1.35Vより0.1V高い1.45Vといったスペックになっていることが分かる。同社が6月に発表したプレスリリースでは、製造プロセスルールが0.13μm、1次キャッシュ容量が128KB、2次キャッシュ容量が64KBで、そのほかMMXや3DNow!をサポートするとされていることから、1.0A GHzモデルは従来モデルから動作クロックと電圧を上げたのみのモデルとみてよさそうだ。(続きを読む)。