既報の通り、ハル研究所から発表された、手のひらに載る大きさで80年代のマイコン・パソコンを再現した「PasocomMini」。
さっそく、静岡ホビーショーにて実物の写真を撮影してきたので、それをいち早く公開しよう。細部の接続部分や内蔵のモニタ裏など、気になる部分を網羅してきたので、こちらを眺めつつ予約開始日を心待ちにしてほしい。
「PasocomMini」発案者である三津原氏(左)が、モックを手に載せてくれた。こうして見ると、改めてその小ささがわかるだろう。 先日のインタビューでは“データレコーダ部分は開かない”とあったが、その後に開くことが判明。ミニチュアのカセットテープを用意すれば、それっぽいソフトを読み込んでいる雰囲気の再現も可能だ。 キーボード部分のアップ。ここまで寄ると、MZ-80C実機との差違がほとんど無いのがわかる。拡大すると、機種名と「Clean Computer」の文字も。企業ロゴに関しては、諸事情により入っていない。 内部へのアクセスは、MZ-80C実機と同じく車のボンネットのように手前から開ける。もちろん、左側に立てておく支えも付属。 「PasocomMini」版MZ-80C実機へ、USBキーボードを接続。向かって正面左側にUSBポートが用意されており、そこへつなぐことになる。本体が小さいので、キーボードが巨大に見える? 本体背面には、HDMIポートと電源ポートがある。それぞれの端子をここへ接続するのだが、基板がきっちりと収まっているのが見えるだろう。 モックのモニタ部分は取り外しができるようになっており、ここに自分だけの絵などをはめ込むことができる。もちろん「PasocomMini」版MZ-80C実機でも可能で、もしかすると小型のモニタも設置できるかもしれない!? 会場には、表面が「PasocomMini」版MZ-80Cの紹介、裏面には「こんにちはマイコン」などでお馴染みの、すがやみつる先生が描き下ろした「PasocomMini」紹介マンガが載ったチラシも置いてある。ぜひ1枚ゲットしたい。