パワレポ連動企画

乗り換え候補 パーツカタログ ~電源編~

【パワレポ連動:チョイ古 自作PC再生計画(24)】

DOS/V POWER REPORT 2016年7月号

 こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2016年7月号」の第1特集「あなたのPCが生まれ変わる!3年、5年、10年前のパーツもめんどう見ます!! チョイ古 自作PC再生計画」を掲載する。

 第24回目では買い換えにオススメできる電源を紹介する。

 本特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2016年7月号は全国書店、ネット通販にて5月28日(土)に発売。第2特集はコストパフォーマンスに優れる大容量ディスクを用途別に解説する「容量単価×用途別が正解です 最新HDD購入案内」を掲載。そのほか、あなたのPCのメインメモリ、有効活用しませんか?「16GBオーバーのメインメモリはこう使え! Windows 10時代のRAMディスク活用術」、持ち運びに便利な大容量で高速なフラッシュメモリ「ベンチで性能が丸分かり! 一つは持ちたい最新USB 3.1/3.0メモリ」、スペースが許せば考えたい「ウルトラワイドもオーバー30型も PC体験を一変させる大型液晶ディスプレイ」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。

 今号の特別付録は、自作PCの組み立てやメンテナンスに関わる「?」を解決!「39のギモンにベストアンサー! PC自作Q&A事典2016」だ。


-チョイ古 自作PC再生計画-
乗り換え候補 パーツカタログ ~電源編~


PCをじっくり観察して電源の状態を把握しよう
電源編

 電源は使い回すことの多いパーツでありながら、カバーで覆われているため、故障のサインに気付きにくい。

 買い換えタイミングを見計らうのが難しい電源について、どのように判断すればよいのか注意点をまとめた。

Corsair Components RMx Series RM550x

実売価格:13,500円前後
7年の長期保証中に何度でも使い回して

550W / Gold / 奥行き16cm / フルプラグイン / 7年間

 ATX電源としては超長期にあたる7年間保証をうたう。PCの買い換えサイクルを3年程度とすると、2サイクルは安心して使える計算だ。80PLUS Gold認証モデルとしては比較的高価な電源だが、すべてのコンデンサに日本メーカー製耐熱105℃品を採用し、加えてケーブルにリプルノイズを抑制するコンデンサを搭載するなど、特徴的なスペック。搭載するファンは13.5cm角の比較的大口径のもので、負荷に応じてファンの回転を停止する準ファンレス機能「Zero RPM Fan Mode」と組み合わせ、優れた静音性を実現している。

 フルプラグイン方式を採用しており、ATX24ピンとEPS12Vは通常のメッシュケーブルだが、ほかはフラットケーブルを採用することでまとめやすく、ケース内を見せる場合の裏面配線などでも利便性が高い。

Specification
●ファン:13.5cm径(底面)●電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX/EPS12V×1、Serial ATA×6、ペリフェラル×4、PCI Express 6+2ピン×2、FDD ×1(ペリフェラル→ FDD変換ケーブル付属)

デジタル化を推し進めており、部品数は少なめでエアフローもよい。コンデンサも高品質だ
型番定格出力奥行き80PLUS認証実売価格
RM1000x1,000W18cmGold23,000円前後
RM850x850W18cmGold20,000円前後
RM750x750W18cmGold17,000円前後
RM650x650W16cmGold16,500円前後
RM550x550W16cmGold13,500円前後

サイズ 超力短セミプラグイン SPCT-550SP

実売価格:10,000円前後
よくばりスペックの小型電源は旧型PCとも相性バツグン

550W / Gold / 奥行き12.5cm / セミプラグイン / 2年間

 超力短セミプラグインは、ATX電源の中ではとくに短い奥行き12.5cmを実現しながら、セミプラグインの利便性も備えている。さらにこうした奥行きの短い電源でありながら、12cm角ファンを採用したり80PLUS Gold認証を得ていたりと、あれもこれもとよくばりな製品だ。奥行きが短く、大きな電源を搭載できない旧型のPCケースで電源を強化するにはぴったりだ。

 また、現在は余裕のあるATXケースで運用しているが、次のアップグレード時に旧パーツを小型のサブPCに流用したいといった将来を見据えたパーツ選びでも活躍するだろう。

Specification
●ファン:12cm角(底面)●電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX/EPS12V×1、Serial ATA ×4、ペリフェラル×2、PCI Express 6+2ピン×2、FDD ×1

奥行きを12.5cmに収めるために内部は高密度だが、部品やヒートシンクの配置はエアフローを考慮したもの
型番定格出力奥行き80PLUS認証実売価格
SPCT-700SP700W12.5cmGold12,000円前後
SPCT-550SP550W12.5cmGold10,000円前後

Antec NeoECO Classic NE550C

実売価格:6,000円前後
電源にお金をかける余裕なんて……と嘆く前に

550W / Bronze / 奥行き14cm / 直付け / 3年間

 ケーブルは直付けでBronze認証とコスト重視のモデルで実際に実売価格も手頃だ。しかしながらすべてのコンデンサに日本メーカー製のものを採用しており、ただの激安電源というわけではない。耐熱105℃品ではなく85℃品であるところに高級電源との違いを感じるが、ここはエアフローのよいケースを用いたり、ハイエンド構成ではなくメインストリーム構成に抑えたりなどの運用面でカバーしたい。

 古いPCになるほど、交換用のパーツにそれほどコストをかけられなくなる。しかし自作派ならせっかく購入するパーツにはちょっとしたこだわりを持ちたいところでもある。そんなニーズにしっかり応えてくれる製品だ。

Specification
●ファン:12cm角(底面)●電源コネクタ:ATX24ピン×1、ATX/EPS12V×1、Serial ATA ×6、ペリフェラル×5、PCI Express 6+2ピン×2、FDD ×1

基板のサイズは極小で、さらに小さな製品にできたかもしれないというところ。Bronze認証製品にしては部品も少なめだ
型番定格出力奥行き80PLUS認証実売価格
NE650C650W14cmBronze7,000円前後
NE550C550W14cmBronze6,000円前後

Compucase HEC WIN+ POWER 3s HEC-WN3S-500W

実売価格:9,000円前後
静音性を重視する小型PCユーザー向け

500W / Bronze / 奥行き14cm / 直付け / 3年間

 2016年2月発売の80PLUS Bronze認証電源。変換効率はとりわけ高いわけではないが、新設計の基板により動作の安定性を向上させているところがポイント。あわせて静音ファンと回転数の制御により優れた静音性を実現し、奥行きも14cmと短めで、ケーブル直付けモデルでありながらケースに収めやすく、古めのケースのユーザーに優しいサイズだ。

 信頼性については、2次側にのみ耐熱105℃品の電解コンデンサを採用している。ほかは耐熱85℃品だが、出荷前に全製品通電テスト済みである点には安心感がある。

Specification
●ファン:12cm角(底面)●電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX/EPS12V×1、Serial ATA×4、ペリフェラル×3、PCI Express 6+2ピン×1、FDD×1

高密度な2次側には耐熱105℃品を、部品数が少ない1次側には85℃品と使い分けている
型番定格出力奥行き80PLUS認証実売価格
HEC-WN3S-700W700W14cmBronze12,000円前後
HEC-WN3S-600W600W14cmBronze9,500円前後
HEC-WN3S-500W500W14cmBronze9,000円前後

【問い合わせ先】

Corsair Components:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.corsair.com/
サイズ:support@scythe.co.jp /http://www.scythe.co.jp/
Antec:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.antec.com/
Compucase:03-3864-3763(マイルストーン)/http://www.hec-group.jp/index.htm


[Text by 石川ひさよし]


DOS/V POWER REPORT 2016年7月号は5月28日(土)発売】

★第1特集「あなたのPCが生まれ変わる! 3年、5年、10年前のパーツもめんどう見ます!! 『チョイ古自作PC再生計画』」
★第2特集「容量単価×用途別が正解です 『最新HDD購入案内』」
★特別企画「16GBオーバーのメインメモリはこう使え! 『Windows 10時代のRAMディスク活用術』」「ベンチで性能が丸分かり! 『一つは持ちたい最新USB 3.1/3.0メモリ』」「ウルトラワイドもオーバー30型も 『PC体験を一変させる大型液晶ディスプレイ』」
★連載「最新自作計画 ~最新ケースで作るパワフル小型マシン~」「自作初心者のための[よくある質問と回答]」「New PCパーツ コンプリートガイド」「激安パーツ万歳!」「髙橋敏也の改造バカ一台」「PCパーツ スペック&プライス」「全国Shopガイド」「DOS/V DataFile」
★ 特別付録「39のギモンにベストアンサー! 『PC自作Q&A辞典2016』」(雑誌のみ別途付録、電子版では本誌巻末に収録)
★ 雑誌を買うと電子版(PDF)を無料ダウンロード可能
★ 毎月700円(税込)で最新号が読める 直販電子版 月額プランも受付中
http://book.impress.co.jp/teiki/dvpr/2016-05-23-0956.php