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【New Arrival!】目利きのライター&エディターが気になった新アイテムもご紹介!PCケース編
DOS/V POWER REPORT 2023年春号の記事を丸ごと掲載!
2023年11月14日 10:05
デュアルチャンバー構造でコンパクト「タフ」なゲーミングケース
TUF Gaming GT502は、耐久性を重視するASUSTeK「TUF Gaming」シリーズのPCケースだ。マザーボードベースで内部を二つのエリアに分けて、組み込むパーツを振り分ける「デュアルチャンバー構造」を採用している。高さや奥行きが45cm前後というコンパクトなサイズ感ながら内部は広くゆったりとしているため、大型ビデオカードやラジエータが利用しやすい。前面と左側面の強化ガラス製パネルを通して、組み込んだパーツのデザインやイルミネーションも楽しめる。上部に幅広で丈夫な布製のキャリーハンドルを設けており、LANパーティや設置場所の移動時などに便利だ。
CPUやGPU温度を前面パネルでモニタリング
前面パネル上部に、CPUやGPUの温度を表示できるモニタを搭載したユニークなミドルタワーケースだ。モニタとマザーボードはUSB 2.0対応のピンヘッダケーブルで接続し、Windows上で動作するユーティリティで制御を行なう。こうした各部の温度を水冷ヘッド上のモニタに表示できる簡易水冷型CPUクーラーは増えてきたが、PCケースではこうしたギミックはめずらしい。メッシュ構造の前面パネルや天板、最大で12基の12cm角ファンを搭載できることなど、冷却拡張性にも優れる。強化ガラス製の左側板の固定はマグネット式で簡単に着脱できるほか、ネジでしっかり固定することも可能だ。
前面パネルに木材を採用 シックな雰囲気のミドルタワー
何と木材を前面パネルの素材として利用する、非常にユニークなミドルタワーケースだ。写真のホワイトモデルではオーク材、ブラックモデルではウォールナット材を利用するなど、本体色に合わせて使用する木材まで変更するこだわりもスゴイ。木目を活かした仕上げも素晴らしく、リビングなど日常的な生活空間に設置しても違和感はないだろう。このように優れたデザイン性もさることながら、大きめなスリット形状なので前面に装備する2基の14cm角ファンによるエアフローを妨げない。また36cmクラスの大型ラジエータにも対応するなど、冷却拡張性も高い。
PCパーツのテストに最適 重ね置き可能で省スペース
PCパーツをむき出しで設置でき、PCパーツの検証作業などがしやすい「テスト台」と呼ばれるタイプのPCケースだ。一般的な自作PCユーザー向きのモデルではないが、最新パーツを取っ換え引っ換えしていろいろ試してみたいユーザーにとっては、かなり魅力的だろう。一般的なPCケースのような外装がなく、外気を直接利用して冷却できるため、もちろん冷却性能も高い。ケースファンやラジエータを取り付けるフレームもあるので、ぜひ活用したい。また縦置きや横置きの2通りから設置方法を選択できるほか、同じ製品をスタック(重ね置き)して設置スペースを小さくできることも特徴の一つだ。
[TEXT:竹内亮介]
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