ニュース

SDカードをFD化するハードウェアエミュレーターに新色

ブラックカラーの筐体を採用

 SDメモリカードをFD(フロッピーディスク)としてPCに認識させることができるアダプタに新色が登場、HxC2001のハードウェアエミュレータ「HxC Floppy Emulator」のブラックカラーモデルが発売された。

 店頭価格は税抜き19,800円(税込21,384円)で、販売ショップは三月兎1号店

 このほか、三月兎のWebサイトではホワイトカラーモデルの取り扱いも始まっている。同サイトによると、こちらのモデルは「次回以降の入荷になる」という。

SDカードをFDとして利用できるアダプタ、細かなレベルでFDが再現可能

 この製品は、2D、2DD、2HDといったフロッピーディスクを再現できるというハードウェアエミュレータ。同製品のシルバーモデルは2014年から三月兎で販売されているが、今回入荷したモデルから筐体カラーがブラックになったという。なお、カラー以外の変更は無いとのこと。

 本体の前面には、SDカードスロットやステータスなどが表示される液晶パネルなどがあり、一見普通のカードリーダーのようだが、本体後部には本物のFDDと同様の34ピン信号コネクタや4ピン電源コネクタが装備。PCと接続すれば、ドライバなしで2基のFDDとして認識されるという。

 細かなレベルでFDが再現できるとされているのも特徴。両面/片面、単密度/倍密度/高密度、トラック数(最大255)、書き込みセクタサイズ(128~8,192バイト)、ビットレート(125~500Kbps他)、ディスク回転数(300rpm/360rpm他)などが指定でき、2D(容量360KB)や2DD(720KB)、2HD(1.44MB)など様々なフォーマットが実現可能とされている。

 SDカードの最大対応容量は32GB。1枚のSDカードに複数のFDイメージが格納可能で、32GBのSDカードを使用した場合は、1.44MB FDが8,000枚以上、720KB FDが16,000枚以上格納できるという。

 なお、従来モデルはホワイトとブラックの化粧パネルが付属していたが、今回の製品はブラックのパネルのみ付属している。

[撮影協力:三月兎1号店]