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静音仕様の“赤軸”を採用したキーボード「ProgresTouch RETRO」が発売

“刻印無し”で背が低い交換用キートップも入荷

 2色成形キーとCherry MXスイッチを採用したアーキサイトのUSBキーボード「ProgresTouch RETRO」シリーズに新モデルが登場、静音仕様の赤軸キーを搭載した「AS-KBPD08/SRBKN」(日本語配列)と「AS-KBPD04/SRBK」(英語配列)が発売された。

 店頭価格は税込11,680円前後で、販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ツクモDOS/Vパソコン館ドスパラパーツ館パソコンショップ アーク

 このほか、交換用キートップセット「PBT Full Keycap Set」も同時に発売されている。こちらの価格は税込2,680円前後。

Cherry MX 静音赤軸を採用したメカニカルフルキーボード

 これらは、近年では珍しい2色成形のキーキャップを用いたメカニカルUSBキーボード。印刷ではなく、色の異なる2種類の樹脂を組み合わせることでキートップの文字がつくられているため、磨耗によって文字が消える心配がないとされている。

  ProgresTouch RETROシリーズはこれまでにCherry MX 黒軸/茶軸/青軸/赤軸モデルが発売されており、今回、静音赤軸スイッチを搭載したモデルが追加された格好。ちなみに、製品の軸を実際に確認してみたところ、キースイッチは薄めの赤色(ピンクと言えるもの)だった。同じようなキースイッチを採用したキーボードは、ダイヤテックが「ピンク軸」採用の「Majestouch 2 S」を発売している。

 製品はキー入力の切り替え・制限機能を備えており、本体裏面のDIPスイッチを変更することで、左CtrlキーとCapsLockキーの入れ替えや、Windowsキーの無効化などが可能。また、複数キーの同時押しが可能なNキーロールオーバーに対応している。

 本体サイズは幅440.0×奥行き140.0×高さ28.0~37.0mm(スタンド含まず)、重量は1.16kg(USBケーブルを除く)。USBケーブルは着脱が可能。

耐摩耗性・電気特性に優れたPBT樹脂を採用した交換用キートップセットも発売

 このほか、耐摩耗性・電気特性に優れたPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂を採用した交換用キートップセット「PBT Full Keycap Set」が発売された。ラインナップは日本語配列108キーカナ印字あり、カナ印字なし、無刻印の3モデル。なお、印字はレーザー刻印でProgresTouch Retroシリーズで採用されているキートップ(2色成形)とは異なる。

 一般的なCherry MXスイッチ採用のキーキャップよりも背が低めになっているほか、キャップ自体が厚手になっているため、「よりしっかりとした打鍵感が味わえる」という。

 同社のProgresTouch Retroシリーズに対応するほか、販売終了しているI-T TOUCH AS-KB91 日本語配列 モデルにも対応している。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館ツクモパソコン本店]