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DSP版Windows 10のイベントが開催、Anniversary Updateの機能をジェロさんや小川麻琴さんと紹介
次期大型アップデート「Creators Update」は2017年前半に提供予定 text by 平澤寿康
2016年12月1日 11:30
日本マイクロソフトは、2016年8月2日よりWindows 10の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」の提供を開始し、それに合わせ9月15日から10月31日の期間で「DSP版 Windows 10 Anniversary Updateキャンペーン」を開催。そして、そのキャンペーンで当選したユーザーを招待し、11月26日に日本マイクロソフト本社でイベントが行われた。
イベントはテクニカルライターの高橋敏也氏を司会に、日本マイクロソフトのWindows & デバイス本部プロダクトマネージャーの春日井良隆氏によって、Windows 10 Anniversary Updateの概要や新機能などを紹介。また、ゲストとして、演歌歌手のジェロさんと、元モーニング娘。メンバーの小川麻琴さんもイベントに参加した。
ジェロさんは、来日後システムエンジニアとして働いていた過去があり、PCも5台ほど自作して普段から使っているそうで、Windowsにはかなり精通しているという。
小川さんは、女優として活躍する一方、東洋大学で講師を務めたり、アプリ開発に携わったこともあるそうで、普段Windows PCを使っているとのこと。
Windows 10 Anniversary Updateの新機能の中で、特に力を入れて紹介されたのが音声検索機能の「Cortana」だ。Windows Insiderで日本語版が初めて搭載されたバージョンの声から、Anniversary Updateで提供されたバージョンまで、Cortanaの声の変遷が紹介された。
当初、いかにも音声合成といった声だったのが、イントネーションを修正したり、声優の声をサンプリングしてVoice Fontを導入することで、自然な声へと変わっていったことなどが紹介された。また、様々な音声入力を試し、Cortanaがその音声にきちんと答える様子も実演で示された。
ペン機能「Windows Ink」の紹介では、実際に小川さんがSurface BookとSurfaceペンを利用してイラストを描いたが、小川さんはその簡単な操作性に驚きつつ、のめり込む様子が見られた。生体認証機能「Windows Hello」の紹介では、ジェロさんや小川さんの顔を取り込み、簡単にWindowsにログオンできることなどが示された。
また、2017年前半に提供予定の次期アップデート「Creators Update」についても取り上げられた。こちらでは、モバイル端末で物体を3Dで取り込んでクラウドで共有する様子や、Creators Updateで提供予定となっている、3Dグラフィックスに対応した新しいペイントソフト「ペイント 3D」などを紹介。簡単に3Dグラフィックスを扱えるようになることに、ジェロさんや小川さんも驚きを隠せない様子だった。
最後に、Xbox Oneやタッチ対応液晶ディスプレイが当たるプレゼント抽選会が行われ、イベントは終了した。