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5Gbps LAN搭載Z270マザーがASRockのイベントで展示、発売は1月下旬以降
Core i7-7700Kのオーバークロック解説も
2017年1月10日 12:00
ASRockの新製品紹介イベント「ASRock 200シリーズマザーボード 新製品徹底解説&極冷OCセッション」が、7日(土)に秋葉原 UDX 4F UDX Gallery Next-2で開催された。
発売されたばかりのKaby Lake-S搭載マザーボードのほか、近日発売が予定されている5Gbps LAN搭載マザーボードの「Z270 SuperCarrier」と「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」も展示されていた。
ステージセッションでは、Kaby Lake-S対応マザーボードの解説や、Core i7-7700Kを使用して空冷と極冷のオーバークロック設定方法の解説などが行われた。
5Gbps対応LANを備えたマザーを公開、登場は1月下旬以降
会場に展示されていた5Gbps LAN対応マザーボードは「Z270 SuperCarrier」と「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」の2種。
5Gbps LANのチップはAQUANTIA製のものが採用されており、一般的なカテゴリー6のケーブルで使用可能。この5GBASE-Tでの通信は「IEEE 802.3bz」としてIEEEに承認されている。
今回展示されていた「Z270 SuperCarrier」は同社のZ270搭載マザーボードでは最上位とされており、5Gbps LANのサポートに加え、4-Way SLI/4-Way CrossFireXへの対応や、Thunderbolt 3ポートやM.2 SSD用スロットを3系統備えるなど、最新機能全部入りといえるような仕様になっている。
「Z270 SuperCarrier」と「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」は、ともに1月下旬以降の発売を予定しているそうだ。
ステージセッションは新型マザーボードの解説のほか、オーバークロックの解説も実施
ステージセッションでは、ASRock マーケティングディレクター Chris Lee氏によるKaby Lake-S対応マザーボードの製品解説や、オーバークロッカー Nick Shih氏と清水 貴裕氏によるオーバークロックの実演と設定解説などが行われた。
空冷オーバークロックの解説は清水氏が担当。この日はCore i7-7700Kを空冷で5GHz動作させ、オーバークロックを行う際のパーツ選びのポイントや、UEFI上のどの設定項目を変更すべきなのかなど、オーバークロックのポイントが解説された。
Nick氏は極冷オーバークロックの解説を担当し、UEFI上で極冷時に変更すべき項目の解説を行ったほか、Core i7-7700Kの全コアを6.6GHzで動作させ、ベンチマークを完走させるデモを行った。