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「Sandy Bridgeからの買換えがお勧め!」 Kaby Lake-S発売記念イベントが開催
秋葉原のショップを周りメーカーや著名ライターがポイントを解説
2017年1月10日 20:35
1月7日、秋葉原において、インテルの第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake-S」の発売記念イベント「第7世代インテル Core プロセッサー・ファミリー発売記念イベント ~Get Ready for New Technology!~」が開催された。
複数ショップの店頭をメーカーが周りプレゼンを行うもので、ASUS、GIGABYTE、MSIといった各マザーボードメーカーが第7世代Coreプロセッサ対応機種の新機能をアピールしたほか、NVIDIAはゲーミングPCにおけるKaby Lakeの使いどころなどを紹介している。
今回はメディアとしてアスキーと弊社インプレスも参加しており、旧モデルと比較したKaby Lakeの位置付けや、テクニカルライターによる自作事情の解説などを行なった。
また、同日にはASRockも独自にイベントを行っており、秋葉原 UDXで5Gbps LAN搭載モデルなどKaby Lake-S対応マザーボードの紹介とOCの実演などが行われた。
ASUSは強化されたファンコン機能やROGシリーズをアピール
マザーボードメーカー各社は、インテル200シリーズのチップセットを搭載する自社製品の特徴を紹介する内容のセッションを行なった。
ASUSは自社ラインナップのうち、ROGブランドの製品紹介を中心としたセッションを行なっており、特徴としては、M.2 SSD接続時のストレージ速度やファンコン機能を挙げており、M.2 SSDを2枚差した際の実測値を提示していた。
GIGABYTEは新ゲーミングモデル「AORUS」シリーズを紹介、USBポートの出力を強化
GIGABYTEでは、チップセットとプロセッサーが備える各機能のうち、OC関連機能、4K映像の再生および作成支援機能、Optaneテクノロジーをピックアップして説明した。
また、USBポートの給電について、出力と安定性を向上させた点をアピールしている。
MSIは広帯域のUSB 3.1チップ搭載をアピール、新しい静電気対策の設計も紹介
MSIでは、マザーボードの端子部を物理的・電気的に保護するSteel Armorや静電気防止設計、ファンコントロール機能、USB 3.1加速機能「XBOOST」などを紹介していた。
NVIDIAは新しい「GeForce Experience」の機能を解説
NVIDIAのセッションでは、eスポーツ競技として採用されている「オーバーウォッチ」や「リーグ・オブ・レジェンド」といったタイトルを4KやフルHD解像度で遊ぶ際におすすめのPC構成を紹介したほか、「GeForce Experience」に新搭載したFacebookライブ配信機能についても言及している。
アスキーは新旧CPUを比較、「6年前のCPU(Sandy Bridge)を使っている人はすぐ買ってよし!」
アスキーのセッションでは、第7世代Coreプロセッサと旧世代プロセッサの違いや特徴などについて言及。ベンチマーク結果などを提示し、Kaby Lake世代のCPUの使いどころを解説した。
特にCore-i3として初めてK付きのモデルが発売されたことについては、オーバークロック耐性の高さと手を出しやすい価格から、2014年にPentiumブランドの20周年を記念して発売された「Pentium G3258」の再来とみなす見方を示していた。
Sandy Bridgeと決定的な性能差が出るシーンを加藤 勝明氏が紹介(インプレスその1)
ライターの加藤 勝明氏とDOS/V POWER REPORT編集長 佐々木 修司氏は、Kaby Lake世代のCPUとマザーボードの新機能のほか、Kaby Lakeがどのようなシーンで性能を発揮するのかを紹介。
動画のエンコードや、マルチスレッド処理に最適化されたゲームなどでは、Sandy Bridge世代のCore i7-2600と最新のCore i7-7700Kで2倍前後の性能に差が出るシーンが紹介された。