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TITAN X超えの最速GPU「GeForce GTX 1080 Ti」がデビュー、実売10万円越え
2017年3月11日 03:00
NVIDIAの最上位GPU「GeForce GTX 1080 Ti」が登場、各社からリファレンスデザインのビデオカード「GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition」が11日(土)に発売された。ドスパラパーツ館では早朝販売も実施された。
販売を確認したモデルは、ASUS「GTX1080TI-FE」、GALAX「GF PGTX1080TI/11GD5」、GIGABYTE「GV-N108TD5X-B」、InnoVISION「N108T-1DDN-Q6M0」、MSI「GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition」、Palit「NEB108T019LC-PG611F」、ZOTAC「ZT-P10810A-10P」、玄人志向「GF-GTX1080Ti-E11GB/FE」の8モデル。なお、InnoVISIONは黒箱入りのバルク品「GD1080-11GEB(BULK)」もラインナップされている。店頭価格は税抜き97,980~99,980円前後(税込105,818~107,978円前後)。
販売ショップはドスパラパーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 本館、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、パソコンショップ アーク、オリオスペック、OVERCLOCK WORKS。ショップにより、取り扱うモデルは異なる。
このほか、18日(土)にはELSAからも発売予定。予価は税込121,000円前後。
GTX 1080比で最大35%、GTX 1070比で最大78%、パフォーマンスが向上
GeForce GTX 1080 Tiは、米NVIDIAが現地時間の2月28日(火)に発表した、PascalアーキテクチャGPUの新たなハイエンドモデル。
グレードとしてはGTX 1080の上位で、同社はGTX 1080比で最大35%、GTX 1070比で最大78%、パフォーマンスが向上したとしている。
さらに、GPUクロックやメモリバンド幅などのスペックは、Pascal最上位のTITAN Xを上回る。同社は「TITAN Xを上回る速さを実現した」などと、実際のパフォーマンスも「TITAN X超え」であることをアピールしている。
CUDAコア数はTITAN Xと同じ3,584。クロックはベース1,480MHz、ブースト1,582MHz。メモリはGDDR5X 11GBで、クロックは11Gbps、インターフェースは352bit、最大バンド幅は484GB/s。
その他の仕様は、カードサイズが高さ111.2mm、長さ266.7mm、厚さ2スロット、映像端子がDisplayPort 1.43、HDMI 2.0b、外部電源端子が6ピン×1、8ピン×1、消費電力が250W。
[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店とツクモパソコン本店とオリオスペックとドスパラパーツ館とツクモeX.パソコン館とソフマップ 秋葉原 リユース総合館]