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複数枚挿しに対応したHDMIキャプチャ「Live Gamer HD 2」が発売、AVerMedia製

ドライバのインストール不要、マルチカメラ配信が簡単に

(4/26 18:40更新)販売スタート。
初出日時 4/25 8:10
C988

 ドライバ無しで使えるAVerMediaの1080p/60fps対応HDMIキャプチャカード「Live Gamer HD 2(C988)」が発売された。複数枚を挿して同時に使えるのも特徴。

 店頭価格は税込25,800円前後。販売ショップはツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店

 ツクモパソコン本店キャプチャ王国にはサンプルが入荷しており、同店Blogで2枚挿しのテスト結果を掲載している。

ドライバのインストールが不要、マルチカメラ配信を簡単に実現

C988
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C985L

 Live Gamer HD 2は、PCIe Gen2 x1接続でソフトエンコードタイプのビデオキャプチャカード。

 入力用のHDMI端子と3.5mm音声端子を備え、入力・録画解像度は1,920×1,080ドット(60fps)まで対応する。パススルー用のHDMI端子と3.5mm音声端子も備える。

 通常、キャプチャデバイスを導入する際は、メーカーが提供するドライバをインストールしなければならないが、Live Gamer HD 2はドライバ無しで使える。同社は、これによるメリットについて「他のデバイスとの競合を心配する必要がない」としている。

 また、1台のPCに複数枚のカードを装着して、同時にキャプチャしたりライブ配信を行なったりできるのも特徴。複数の映像を入力し、OBS StudioやXSplitなどのサードパーティー製ソフトを使って、映像を切り替えたり、映像を重ねたりして配信することもできる。サンプルでテストを行ったツクモパソコン本店キャプチャ王国によると、「複数枚挿しが可能なため、複数のカメラを1台のPCに入力するというハードルが大きく下がった」「eスポーツ番組のような、マルチカメラ配信が簡単に実現できる」という。

 なお、HDCPで保護された映像の入力には対応しない。また、3.5mm音声端子は3極で、ヘッドセットなどに対応しないほか、HDMI端子の音声とのミックスもできないとのこと。

 カードはメタル製カバーで覆われており、カバーの内側には青色LEDが装備。同社の録画・配信ソフト「RECentral 3」で、LEDの明るさを調節できる。カードサイズは151×125×21.5mm。

 動作環境は、Intel Core i5-3330以上(推奨はi7-3770以上)、NVIDIA GeForce GTX 650同等以上またはAMD Radeon R7 250X同等以上、メモリ4GB以上(推奨は8GB以上)。CPUについては、1080p/60fpsで録画や配信を行なう場合はCore i7-3770以上を強く勧めるとしている。対応OSはWindows 10/8.1。

 付属品はHDMIケーブル、3.5mm音声ケーブル、クイックガイド。

 このほか、1080p/30fps対応の下位モデル「Live Gamer HD Lite(C985L)」が発売されている。こちらも複数枚の同時使用に対応しているが、ドライバのインストールは必要。店頭価格は税込14,800円。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]