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国内未発売の「Core i9-7900X」が早くも動作デモ開始、ドスパラ

10コア/20スレッド対応のハイエンドCPU

 28日(水)段階では未発売のIntelのハイエンドCPU「Core i9-7900X」を搭載したデスクトップPCが早くも店頭に登場、動作デモがドスパラ秋葉原本店でスタートした。

 デモ機は各種ベンチマークが動作しているほか、来店者が操作できる状態で設置されている。

10コア/20スレッド対応の「Core i9-7900X」

CINEBENCHの結果
サードウェーブデジノスから発表されているGX-Xシリーズの店頭告知も行われている

 Core i9-7900Xは、開発コード名「Basin Falls」のCore Xシリーズに属するハイエンドCPU。同シリーズはSkylake-XとKaby Lake-Xの2つのプロセッサから構成されており、今回デモが始まったCore i9-7900XはSkylake-X/10コア(20スレッド)のCPU。

 Core i9-7900Xの主な仕様は、ベース時の動作クロックが3.3GHz、Turbo Boost 2.0時が4.3GHz、Turbo Boost Max 3.0時が4.5GHz、L3キャッシュが13.75MB、PCI Expressレーン数が44、TDPが140Wなど。

 組み合わせるチップセットは、LGA2066プラットフォームの「X299」で、マザーボードは26日(月)から販売が始まっているが、今回のCore i9-7900Xを含めたCore Xシリーズは28日(水)段階で未入荷。Core Xシリーズの発売時期については、パソコンショップ アークが「7月14日頃に入荷予定」とアナウンスしている。

 店頭のデモ機の主な仕様は、搭載マザーボードがASUSのPRIME X299-A、メモリ64GB(8GB×8本)、搭載ビデオカードがGeForce GTX 1080 Tiなど。

 なお、サードウェーブデジノス(ドスパラ)からはCore Xシリーズを搭載するBTO対応PC「GALLERIA GAMEMASTER GX-X」シリーズの開発が6月初旬に発表されているが、「今回のデモ機は店頭用のカスタム品で、GX-Xシリーズとは構成が異なる」(ドスパラ秋葉原本店)とのこと。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]