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「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円
日本エイサーの「AH101」、展示デモ中
2017年10月17日 22:05
Microsoftの「Windows Mixed Reality」に対応したヘッドセットが登場、日本エイサーの「AH101」が発売された。
店頭価格は税抜き54,800円(税込59,184円)。販売ショップはソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコン工房 秋葉原イイヤマストアなど。ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館ではサンプル展示を行っている。
ヘッドセットとコントローラー×2で構成、導入にはWindows 10 Fall Creators Updateが必要
Windows Mixed Reality(Windows MR)は、現実と仮想の空間を複合させるというMicrosoftによる「複合現実(Mixed Reality)」技術。
映像表示などを行なうゴーグル型のヘッドセットと、手に持って操作する2つの「モーションコントローラー」とで構成される。トラッキング用の外部センサーは不要で、ヘッドセットの内蔵センサーによりコントローラーがトラッキングされるため、動きに対してより自然に反応するという。
AH101では、ディスプレイ部分が可動な「フリップバイザー」が採用。ヘッドセットを装着したままディスプレイを跳ね上げることで、使用を中断できる。
ただし、Windows MRを導入するには、同日配信予定のWindows 10 Fall Creators Updateが必要。また、Windows MRには、リフレッシュレート90Hz対応の「Mixed Reality Ultra」と、60Hz対応の「Mixed Reality」の2種類があり、前者はより高いPCスペックが要求される。USB 3.0やBluetooth 4.0も必要条件となっているので要注意だ。
なお、手持ちのPCがWindows MRに対応しているかどうかをチェックできる無料アプリ「Windows Mixed Reality PC Check」が用意されている。
AH101のヘッドセットのスペックは、サイズが幅195.8×高さ143.4×奥行き384.2mm、質量が440g(ケーブルを除く)、ディスプレイサイズが2.89インチ(2基)、解像度が2,880×1,440ドット(1基あたり1,440×1,440ドット)、視野角が95度、最高リフレッシュレートが90Hz、ケーブル(HDMI+USB 3.0)の長さが4m。
モーションコントローラー(1基)のスペックは、サイズが幅152.7×高さ119.1×奥行き119.1mm、質量が125.6g(電池を除く)、接続インターフェイスがBluetooth、電源が単3形電池2本(別売り)。
[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコン工房 秋葉原イイヤマストア]