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「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円

日本エイサーの「AH101」、展示デモ中

「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円

 Microsoftの「Windows Mixed Reality」に対応したヘッドセットが登場、日本エイサーの「AH101」が発売された。

 店頭価格は税抜き54,800円(税込59,184円)。販売ショップはソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコン工房 秋葉原イイヤマストアなど。ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館ではサンプル展示を行っている。

ヘッドセットとコントローラー×2で構成、導入にはWindows 10 Fall Creators Updateが必要

 Windows Mixed Reality(Windows MR)は、現実と仮想の空間を複合させるというMicrosoftによる「複合現実(Mixed Reality)」技術。

 映像表示などを行なうゴーグル型のヘッドセットと、手に持って操作する2つの「モーションコントローラー」とで構成される。トラッキング用の外部センサーは不要で、ヘッドセットの内蔵センサーによりコントローラーがトラッキングされるため、動きに対してより自然に反応するという。

 AH101では、ディスプレイ部分が可動な「フリップバイザー」が採用。ヘッドセットを装着したままディスプレイを跳ね上げることで、使用を中断できる。

「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 Windows Mixed Reality
Windows Mixed Reality
「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 側面
側面
「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 内側
内側

 ただし、Windows MRを導入するには、同日配信予定のWindows 10 Fall Creators Updateが必要。また、Windows MRには、リフレッシュレート90Hz対応の「Mixed Reality Ultra」と、60Hz対応の「Mixed Reality」の2種類があり、前者はより高いPCスペックが要求される。USB 3.0やBluetooth 4.0も必要条件となっているので要注意だ。

 なお、手持ちのPCがWindows MRに対応しているかどうかをチェックできる無料アプリ「Windows Mixed Reality PC Check」が用意されている。

「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 付属のモーションコントローラー
「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 付属のモーションコントローラー
付属のモーションコントローラー

 AH101のヘッドセットのスペックは、サイズが幅195.8×高さ143.4×奥行き384.2mm、質量が440g(ケーブルを除く)、ディスプレイサイズが2.89インチ(2基)、解像度が2,880×1,440ドット(1基あたり1,440×1,440ドット)、視野角が95度、最高リフレッシュレートが90Hz、ケーブル(HDMI+USB 3.0)の長さが4m。

 モーションコントローラー(1基)のスペックは、サイズが幅152.7×高さ119.1×奥行き119.1mm、質量が125.6g(電池を除く)、接続インターフェイスがBluetooth、電源が単3形電池2本(別売り)。

「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 PCの動作環境
PCの動作環境
「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 価格は税抜き表記
価格は税抜き表記
「Windows MR」対応のヘッドセットが店頭販売スタート、価格は54,800円 製品パッケージ
製品パッケージ

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコン工房 秋葉原イイヤマストア]

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