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世界50以上の言語に対応、手の平サイズの翻訳機「POCKETALK」が発売

専用SIMセットモデルは29,800円で月額利用料は不要、展示デモ中

POCKETALK

 50以上の言語でコミュニケーションできるというソースネクストのポケット翻訳機「POCKETALK」が14日(木)に発売された。

 ツクモパソコン本店には実機デモが始まっているほか、在庫販売も行っている。

 ラインナップはWi-Fiモデルと専用グローバルSIM付属モデルの2種類で、価格は順に税抜き24,800円(税込26,784円)、税抜き29,800円(税込32,184円)。グローバルSIMは月間料金無しで2年間使用できる。

日本語から他の言語への翻訳のほか、他言語間の翻訳も可能

 POCKETALKは、本体のサイズが110×60×16mm、重量が約90gの小型かつ軽量の翻訳機。モバイルルーターのような形状で、表面には1.3インチディスプレイ(320×320ドット)やタッチボタンなどが装備されている。

 本体に話しかけて音声を入力すると、その音声をクラウド上で処理し、任意の言語に変換して音声出力するという機器で、外国人との対話に利用できる。高い翻訳精度を謳っており、例えばレストランで料理を注文する際に、味の好みなども正確に伝えることができるという。

夢の「通訳」機
製品の特徴
翻訳精度の例

 対応する言語は50以上で、日本語から他の言語への翻訳のほか、他言語間の翻訳も可能。使いやすさも売りで、待機状態から電源ボタンを押してすぐに使用可能になるほか、ノイズキャンセル機能を備えたデュアルマイクなどを搭載し、人混みや騒がしい場所でも使用できるとしている。

 通信は無線LAN(IEEE 802.11b/n)または3G(W-CDMA 850/1,900/2,100MHz)で行なう。専用グローバルSIMには2年間の使用料金が含まれており、月単位などの料金は不要(2年経過後は期限延長も可能)。対応SIMカードはnanoサイズ。なお、同社が指定するSIMカード以外での動作はサポート対象外としている。

 電源はリチウムイオンバッテリー(2,000mAh、3.7V)で、連続動作時間は約6時間、待機可能時間は約5日間。充電用USBケーブルなどが付属する。

翻訳内容は音声のほか、テキストでも表示
本体底面
本体裏面
翻訳アプリとの違いなど

[撮影協力:ツクモパソコン本店]