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フレームとの隙間を極限まで削減、Noctuaの12cmファン「NF-A12x25 PWM」が発売
低騒音と風量アップを実現
2018年5月25日 08:10
羽根とフレームとの隙間をわずか0.5mmに減らすなどして低騒音・風量アップを実現したというNoctuaの120mmファン「NF-A12x25 PWM(SHJ-NF-A12x25-PWM)」が発売された。
店頭価格は税抜き3,480円(税込3,758円)で、販売ショップはオリオスペック。
このほか、同店では140mmサイズに変換するマウンタ「NA-SFMA1」も販売されている。こちらの店頭価格は税抜き1,450円(税込1,566円)。
羽根とフレームの隙間から漏れる風を低減することでエアフローを効率化した120mmファン
NF-A12x25 PWMは、本体サイズが120×120×25mmのPC用ファン。羽根(ブレード)の先端とフレームとの間隔がわずか0.5mmと非常に小さいのが特徴で、実際の製品を見ると、羽根がフレームに触れそうなほど近接しているのが分かる。
同社によると、このデザインにより羽根とフレームとの隙間から漏れる風を低減し、エアフローを効率化したという。デザインを実現するために、引っ張り強度や熱膨張係数に優れ、変形しにくい独自の液晶ポリマー素材「Sterrox」を羽根に用いたとのこと。
また、羽根に施された模様は、ノイズ低減とエアフロー改善などを実現するという。階段状にデザインされたインレットも、吸気騒音を低減するほか、狭いスペースで使用した場合の吸気能力を向上させるとしている。
ファンとしては長期の6年間のメーカー保証が付属するのも特徴。ただし、同店によれば、故障した場合などは直接メーカーと連絡を取る必要があり、英語のみでの対応になるとのこと。
ファン回転数は450~2,000rpm。ノイズレベルは22.6dB。付属の「L.N.A.(Low-Noise Adaptor)」を接続することで、回転数を1,700rpmに、ノイズレベルを18.8dBに下げることができる。MTTFは15万時間以上。
[撮影協力:オリオスペック]