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macOSにも対応した外付けGPUボックス「Razer Core X」のサンプル展示がスタート

価格は299.99ドル、国内発売は未定

 Razerの外付けGPUボックスの新モデル「Razer Core X」のサンプル展示が、ツクモeX.パソコン館地下1階のRAZERSTOREで始まっている。同店によると、国内発売の時期などは不明。

付加機能を省くことで低価格化を実現、一方でビデオカードの選択肢は増加

 Razer Core Xは、ビデオカードを外付けで利用するための拡張ボックス。すでに発売されている「Razer Core V2」(米国の価格は499.99ドル)の廉価版と言えるモデルで、ビデオカードの増設に機能を絞ることで、299.99ドルという低価格化を実現している。省かれた機能は、1000BASE-T LAN、USB 3.0×4ポート、Razer Chroma(ライティング機能)など。

 付加機能を省いた一方で、電源容量は500Wから650Wに増えたほか、本体サイズも大型化しており、これにより、Razer Core V2よりも搭載可能なビデオカードの選択肢が増えている。

 本体サイズは168×374×230mm(Razer Core V2は104.9×339.9×218.4mm)。搭載可能なビデオカードのサイズは330×160×60mmで、最大3スロットのモデルに対応する(同300×145×43mmで、最大2スロットのモデルに対応)。PCとの接続インターフェイスは、従来と同じThunderbolt 3。

 対応OSはWindows 10 64bit RS1、macOS High Sierra 10.13.4以上。これまでは、同社のノートPC「Razer Blade」シリーズ向けという印象が強かったが、今回のモデルはmacOSへの対応がうたわれており、MacBookでも利用できるようだ。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]