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冷却性重視のPCケース「O11 AIR」が登場、独オーバークロッカーとコラボ

最大12基の120mmファンを搭載可能

 オーバークロッカーとコラボレーションしたPCケース「O11 AIR」シリーズがLian Liから発売された。

 RGBファンの有無で2つのバリエーションがあり、店頭価格はノーマルモデルの「O11 AIR」が税込17,064円、RGBファン搭載の「O11 AIR RGB」が税込19,440円。販売ショップはオリオスペック

ATX電源を2台搭載できるオーバークロッカーコラボモデル

 O11 AIRシリーズは、E-ATX対応のタワー型PCケース「PC-O11」をベースに、独のオーバークロッカー「Der8auer」とのコラボレーションで誕生したという改良モデル。

 5月にも同様のコラボモデル「O11 Dynamic」が発売されているが、今回のモデルでは冷却性を重視しており、最大12基の冷却ファンを搭載できるようになっている。なお、O11 Dynamicでは強化ガラスだったフロントパネルはプラスチックに変更され、強化ガラスパネルは左サイドのみとなっている。

O11 AIR

 ケース内はマザーボードとストレージ+電源を分離して配置するデュアルチャンバー構造で、ケースファンはフロントに120mmファンを2基搭載しているほか、「O11 AIR RGB」はサイドに同社のRGBファン「BORA Lite 120」×3基を搭載している。搭載可能なファンの最大数は、フロントとサイドが120mm×3、トップとボトムが120mm×3または、140mm×2。水冷ラジエーターの設置も可能で、最大360mmサイズまで取り付けることが可能。

 搭載可能なパーツサイズは、拡張カードが長さ420mm、高さ159mmまで、CPUクーラーは高さ155mmまで、ATX電源ユニットは奥行き210~255mmまで。ドライブベイは3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×6で、ドライブベイを外すことで、2台目のATX電源を搭載できる。

 本体サイズ(W×H×D)は272×465×476mmで、重量は9.5kg。電源は別売り。

O11 AIR RGB
RGBファンを3基搭載する以外は「O11 AIR」と同じ仕様

[撮影協力:オリオスペック]

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