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ソニーの超小型ボード「Spresense」が店頭入荷、ハイレゾオーディオやマルチGNSS機能を搭載

 ハイレゾオーディオやマルチGNSSなどの機能を搭載したソニーの超小型ボード「Spresense(CXD5602PWBMAIN1)」が発売された。ヘッドホン端子などが使用可能になる拡張ボード(CXD5602PWBEXT1)も発売されている。

 店頭価格はSpresenseが税抜き5,500円(税込5,940円)、拡張ボードが税抜き3,500円(税込3,780円)販売ショップはツクモパソコン本店II(拡張ボードは売り切れ)。

50×20.6mmの超小型基板にハイレゾオーディオやマルチGNSSなどの機能を搭載

 Spresenseは同社が開発した6コアプロセッサ「CXD5602」を搭載した組込み・開発向けのボードコンピュータ。

 CXD5602は6基のCortex-M4Fのほか、GPSとGLONASSの同時受信が可能なマルチGNSS、192kHz/24bit対応のハイレゾオーディオコーデックなどを搭載しており、Spresenseではこれらの機能を備えつつ50×20.6mmの超小型基板が実現されている。

 GNSSについては、今秋リリースされるファームウェアにより「みちびき」(準天頂衛星システム、QZSS)に対応するという。

 また、ヘッドホン・マイク端子やSDカードスロットなどのインターフェイスを使用するには、オプションの拡張ボードが必要。基板サイズは68.6×53.3mm。

 このほか、アドオンボードとして、Bluetooth機能の「SPRESENSE-BLE-EVK-701」、加速度・気圧・地磁気センサーの「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」が用意されている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]