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ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」がデビュー、実売13万円
オプションも店頭販売中
2018年11月24日 00:00
ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone(ZS600KL-BK512S8)」の国内向けモデルが発売された。
店頭価格は税抜き119,500円(税込129,060円)で、販売ショップはツクモDOS/Vパソコン館、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館(売り切れ)など。両店でデモ用の実機が展示されている。
また、ツクモDOS/Vパソコン館ではROG Phoneに装着してニンテンドー3DSのように2画面タイプの携帯ゲーム機風にできる「Twinview Dock」などの専用アクセサリーも販売されている。
ゲームをプレイすることを意識して設計された6型SIMフリースマートフォン
ROG Phone(ZS600KL-BK512S8)は、ASUSのゲーミングブランドである「Republic Of Gamers(ROG)」から初めて発売された国内向けのSIMロックフリースマートフォン。ゲームをプレイすることを意識した設計がなされており、6インチのAMOLEDディスプレイ(2,160×1,080ドット)や、オクタコアプロセッサのSnapdragon 845(2.96GHz)、8GBのLPDDR4Xメモリ、512GBのストレージを搭載するなど基本スペックも高い。OSはAndroid 8.1。
ディスプレイはリフレッシュレート90Hzに対応し、かつ応答速度1msの高速タイプで、これによりブレの無いスムーズな表示が可能としている。さらにHDRをサポートし、また高いコントラスト比(10万:1)により、映像の影の部分もくっきりと表示するという。広色域への対応についてもDCI-P3 108.6%カバーが謳われている。
スマートフォンでゲームをプレイする時に気になるのは本体の発熱だが、これには独自の冷却システム「GameCool」で対策したとしている。GameCoolには放熱面積を広げる3次元ベイパーチャンバーのほか銅製ヒートスプレッダ、カーボン冷却パッドが用いられている。また、付属のオプションクーラー「AeroActive Cooler」を本体裏面に装着することで、温度を4.7℃下げることができるとしている。
ゲーム向けの入力システムとしては、フィードバック対応のトリガーボタン「AirTrigger」が搭載されている。超音波タッチセンサーを採用するAirTriggerは作動力20g以下、反応速度10msといったスペックを持ち、他のスマートフォン(作動力80g、反応速度30~50ms)より高いパフォーマンスを発揮するとしている。ボタンの位置は本体の持ち方によって変わり、横画面時は上部の左右サイド、縦画面時は下部の左右サイドになる。
また、ゲーム向けの独自モード「Xモード」も搭載されている。モードを有効するとアプリが使用しているメモリをゲーム向けに開放し、ゲーム用データの処理性能を最適化するという。アプリがメモリやバッテリーを消費するのを防ぐこともできるとのこと。
主な搭載デバイス・インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、1,200万+800万画素デュアルリアカメラ、800万画素フロントカメラ、NFC、USB Type-C(本体下部)、イヤホンジャック、USB Type-C兼用の拡張ユニット用コネクタ(左側面)など。また、本体はIPX4等級の防水対応で、背面のRGBロゴが発光する機能を備えている。
端末はデュアルSIM対応で、対応ネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/28/29/32、TDD-LTEがバンド34/38/39/40/41/46、3G(W-CDMA)がバンド1/2/3/4/5/6/8/19など。
本体のサイズは158.8×76.1m×8.3mm、重量は200g。バッテリー容量は4,000mAh。
なお、ツクモDOS/Vパソコン館にはROG Phoneに装着して利用する専用アクセサリ「TwinView Dock」、「WiGig Display Dock」(売り切れ)、「Mobile Desktop Dock」、「Professional Dock」、「ROG Phone Case」(売り切れ)が入荷している。「GAME VICE」については「メーカー欠品のため納期は未定」(同店)とのこと。
[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館とソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]