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AMDのサーバー向けCPU「EPYC 7000」シリーズが店頭入荷、計3モデル
32コア/64スレッドの「EPYC 7551P」など
2019年1月21日 00:05
AMDのサーバー向けCPUであるEPYC 7000シリーズが単品で店頭に登場した。コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer(千代田区神田錦町1-1 神田橋安田ビル1F)がEPYC 7551P、EPYC 7401P、EPYC 7351Pを販売中だ。
今回入荷したのは、リテールパッケージの並行輸入品(同店ではバルク扱い)で、店頭価格(以下、税込表記)は順に332,640円、170,640円、118,800円。
なお、対応システムに関しては「応相談」(同店)とのこと。
Zenアーキテクチャを採用したサーバー向けCPU、Socket SP3対応
EPYC 7000シリーズはZenアーキテクチャを採用したサーバー向けのSocket SP3対応CPU。店頭ではこれまでにEPYC 7000搭載サーバーの受注販売が行なわれたことがあったが、CPU単品での販売を確認したのは初めてだ。
EPYC 7551Pの主なスペックは、32コア/64スレッド、ベースクロックが2GHz、ブーストクロックが3GHz(全コア動作時は2.55GHz)、TDP/デフォルトTDPが180W。
EPYC 7401Pの主なスペックは、24コア/48スレッド、ベースクロックが2GHz、ブーストクロックが3GHz(全コア動作時は2.8GHz)、TDPが170W、デフォルトTDPが155W。
EPYC 7351Pの主なスペックは、16コア/32スレッド、ベースクロックが2.4GHz、ブーストクロック(全コア動作)が2.9GHz、TDPが170W、デフォルトTDPが155W。
なお、Socket SP3マザーボードの店頭販売は未確認だが、ASUS、GIGABYTE、Super Micro Computerなどのメーカーが製品を発表している。CPUクーラーについては、Ryzen Threadripper向けの製品でSocket SP3対応を謳っているものもある。
[撮影協力:コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer]