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28コア/56スレッドの「Xeon W-3175X」が発売、実売49万円越え

ワークステーション向けだがアンロック仕様

 LGA3647プラットフォームを採用したIntel Xeon Wプロセッサの新モデル「Xeon W-3175X」が発売された。店頭価格は税込495,780円前後。

 販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店(受発注扱い)、ツクモパソコン本店

 Xeon W-3175Xはシングルソケット用ワークステーション向けCPUであるXeon Wファミリの新モデル。従来のXeon W-2000シリーズがLGA2066プラットフォームだったのに対し、Xeon W-3175XではLGA3647プラットフォームが採用されている。

 主な仕様は28コア/56スレッド、クロックがベース3.1GHz、ターボ時4.3GHz(1コア動作)、対応メモリがDDR4-2666(6チャンネル、最大512GB)、TDPが255W。ワークステーション向けCPUながらアンロックモデル(クロック倍率の変更が可能)である点も特徴だ。

 前述のとおり対応CPUソケットが従来とは異なるので、マザーボード選びには注意が必要。Xeon W-3175X対応製品としては、ASUSのIntel C621チップセット搭載マザー「ROG Dominus Extreme」が発表済みだが、店頭での販売は確認されていない。また、CPUのTDPが255Wと高いので、クーラーを選択する際も要注意だ。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]