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懐かしのナムコゲームをIchigoCakeで楽しめる「CakeRes×レトロゲームズ」
2019年2月18日 00:05
パックマンやマッピーなどのレトロゲームの各種データをIchigoCakeで使えるようにするPCN(プログラミング クラブ ネットワーク)のリソースEEPROM「CakeRes×レトロゲームズ」が、BEEP 秋葉原店に入荷した。店頭価格は税抜き750円(税込810円)。
同店にはこのほか、「IchigoCake for ゲームクリエイター」(リソースEEPROMは別売り)も入荷している。こちらの店頭価格は税抜き4,980円(税込5,378円)
JavaScriptでプログラミングできる小型ボード「IchigoCake」専用のリソースパック
CakeRes×レトロゲームズは、JavaScriptでプログラミングができるボードコンピュータ「IchigoCake」専用のリソースパック。IchigoCakeを“レトロゲーム仕様”に変えるというものだ。
IchigoCakeは、ボードコンピュータ本体の「IchigoJam」にサウンドグラフィックボード「PanCake」、IchigoJam向けOS「IchigoLatte」を一体化した強化版。60×100mmの小型基板にコンポジットビデオ端子やUSBポートなどのインターフェイスが装備されており、スプライトやサウンドなどのリソース(素材)を使ってゲームプログラミングをすることができる。「テレビとキーボードをつないだらすぐに始められる」という手軽さも売りだ。
CakeRes×レトロゲームズは、そのIchigoCakeのリソースを書き換えることができるという拡張基板。同梱のCakeRes(EEPROM)にパックマンやマッピー、ゼビウス、ギャラクシアンといったバンダイナムコのレトロゲームの各種データが収録されており、これでリソースを書き換えることで、ゲームのスプライトなどを使ったプログラミングができるようになる。書き換える際に工具などは不要で、CakeResをIchigoCakeに接続し、IchigoCakeでコマンドを入力するだけで行なえるという。
なお、付属のマニュアルにはパックマンのサンプルプログラムが掲載されており、これを入力すればすぐにゲームで遊ぶことが可能だ。
ちなみに、CakeRes×レトロゲームズは、バンダイナムコなどが保有する知的財産権を国内のクリエイターに開放する「カタログIPオープン化プロジェクト」によって製作されたもので、個人のゲームなどの作成物はブログやYouTubeなどで公開することができる。公開の条件などはマニュアルやWebサイトに記載されている。