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電子工作ボード「obniz」を使ったプログラミングキットが2モデル入荷
JavaScriptやブロックプログラミングで開発
2019年2月25日 08:10
IoTボード「obniz(オブナイズ)」を段ボール筐体に入れてプログラミングを楽しめるキット2種類がスイッチサイエンスから発売された。
店頭価格は「obniz AIロボットキット(CBRT-OBNIZ-AIROBOTKIT)」が税抜き11,000円、「obniz IoTホームキット(CBRT-OBNIZ-IOTHOMEKIT)」が税抜き12,000円。
販売ショップはツクモパソコン本店II。
半田ごてなどの工具を使わずに簡単に組み立てられる工作キット
これらはJavaScriptにより制御できるIoTコントロールボードのobnizを使った工作キット。どちらも段ボール製の筐体を採用している点と、半田ごてなどの工具を使わずに簡単に組み立てられるのが特徴だ(obniz IoTホームキットはドライバーのみ必要)。
いずれのキットにもobnizは同梱されている。電源となるモバイルバッテリーや、プログラミングや操作などを行なうためのスマートフォン、無線LAN環境は別途用意する。
obniz AIロボットキットは2つのタイヤで移動するロボットを製作できるキット。ロボットはスマートフォンの操作で移動させたり、障害物を回避しながら走行させたりできるほか、段ボール筐体のフロントにスマートフォンを置いて、顔認識により人を追いかけさせることもできる。同梱パーツはモーターや距離センサーなど。
obniz IoTホームキットには赤外線モジュールやサーボモーター、距離センサーなどが同梱されており、家電の操作などを行なう多機能コントローラーを製作できる。完成品では外出先からスマートフォンでエアコンを操作したり、起床時間に合わせてテレビやエアコンの電源のオンにしたりできるほか、インターネットから天気情報を取得し、雨だった時は段ボールの旗を上げる、といった動作をさせることもできる。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]