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Seagate製NAS向けHDD「IronWolf」「IronWolf Pro」の12TBに新モデル

 Seagate製NAS向けHDD「IronWolf」と「IronWolf Pro」の12TBに新モデルが登場した。店頭価格は、IronWolfの「ST12000VN0008」が税込46,418円、IronWolf Proの「ST12000NE0008」が税込68,558円。

 販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店

動作音がやや低減、重量も15g軽量化

 これらは、SeagateのNAS向け3.5インチSATA HDDの12TBモデル。どちらも回転振動(RV)センサーによる振動制御や電源管理を適切に行う「AgileArrayh技術」に対応するほか、IronWolfシリーズと互換性のあるNASと組み合わせることで、システムの信頼性を高める監視機能「IronWolf Health Management」が利用できる。

 2017年10月に発売された「ST12000VN0007」「ST12000NE0007」の後継モデル。共通の違いは動作音(アイドル時/動作時)が2.8bel/3.2belから1.8bel/2.8belへと低減され、HDDの重量が15g軽くなっている点。また、IronWolf Proのみ同時利用ベイ数が16から24へと増加している。

IronWolf 12TB「ST12000VN0008」

 両モデルとも、インターフェースは6Gbps SATAで、ディスク回転数は7,200rpm、キャッシュメモリは256MB。

 それ以外の仕様は、IronWolf 12TBが最高連続データ転送レートが210MB/s、MTBFが100万時間、年間ユーザー作業負荷率が最大180TB/年で、保証期間は3年間。最大8ベイまでの同時使用をサポートしており、一般家庭・SOHO向けとされている。

 オフィスやエンタープライズ向けとなるIronWolf Pro 12TBは、最高連続データ転送レートが250MB/s、MTBFが120万時間、年間ユーザー作業負荷率が最大300TB/年となっており、保証期間も5年間と長い。

IronWolf Pro 12TB「ST12000NE0008」

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]