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第2世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサの「Xeon Silver 4216」が入荷

16コア/32スレッドで実売12万円越え

 第2世代のIntel Xeonスケーラブル・プロセッサが初登場、ツクモパソコン本店IIで16コア/32スレッドのXeon Silver 4216の在庫販売が始まった。店頭価格は税抜き117,030円(税込126,392円)。

 なお、同店ではXeon Platinum 8256とXeon Gold 6252/6248/6242/6240/6230/5220/5218の受注販売を行なっている(納期は6月以降)ほか、Xeon Silver 4214/4210/4208とXeon Bronze 3204が近日入荷予定としている。

LGA3647対応のデータセンター向けCPU

 開発コード名「Cascade Lake-AP」こと第2世代Xeonスケーラブル・プロセッサは、LGA3647に対応したデータセンター向けプロセッサ。2017年に発売された「Skylake-SP」こと初代のXeonスケーラブル・プロセッサの後継製品だ。

 従来同様にSkylake世代のマイクロアーキテクチャを採用しており、1つのダイで最多で28コア/56スレッドを構成する点は同じだが、最上位モデルのXeon Platinum 9282では、1つのCPUに2つのダイをパッケージすることで56コア/112スレッドというハイスペックが実現されている。また、最高対応メモリもDDR4-2666からDDR4-2933に向上した。

 LGA3647プラットフォームを引き続き採用しており、対応BIOS/ファームウェアを用意すれば、Intel C620チップセットを搭載した既存のLGA3647に搭載することができる。また、上位から順にPlatinum、Gold、Silver、Bronzeという4つのサブブランドを用意している点も従来と同じ。

 今回同店が在庫しているXeon Silver 4216は、エントリーレベルのデータセンターなどの用途に応じるというSilverブランドのモデル。主なスペックは16コア/32スレッド、クロックがベース2.1GHz、ターボ時3.2GHz、TDPが100W、対応メモリがDDR4-2400。

受注を行っている第2世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサシリーズ

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]