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Ryzen環境にも対応したM.2 SSD×4カードがASUSから、価格は5,980円

 CPUのPCIeレーンを利用し、高速ストレージを実現するIntel VROC対応の拡張カードに新モデルが登場、ASUSから「HYPER M.2 X16 CARD V2」が発売された。店頭価格は税抜き5,980円(税込6,458円)。

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4枚のM.2 SSDで高速ストレージを構築できる拡張カード

 これは、PCIe接続のM.2 SSDを最大4枚装着し、RAIDを構成できる拡張カード。PCとの接続インターフェイスはPCIe 3.0 x16で、CPUの空きPCIeレーンを用いてRAIDアレイを構築することで、最高128Gbps(PCIe 3.0 x16)の高速ストレージを実現できる。SSDの発熱により発生するサーマルスロットリングを抑制するため、カード内部には冷却ファンが搭載されており、外側のカバーはヒートシンクとして機能するようになっている。

 本製品は2017年10月に発売された「HYPER M.2 X16 CARD」の後継モデルで、最大14W(ドライブあたり)を供給できるよう強化された電源部を備えるほか、前モデルではサポートされていなかったAMD Ryzenや、Ryzen Threadripper環境でも使用できる(製品情報より)ようになっている。

 本体サイズは202×96×13mm。装着できるM.2 SSDはPCIe接続のType 2242/2260/2280/22110フォームファクタのモデルで、SATA接続のSSDは使用できない。

 対応システムはIntel X299/Z370/Z390(Intel VROC対応、Intel製のSSDのみサポート)、AMD X399/X470/B450/X390/B350(NVMe RAID)。

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店]