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32コア/64スレッドのEPYC 7601搭載サーバーの動作デモがツクモで実施中
2019年9月2日 00:05
AMDのサーバー向けCPUであるEPYC 7000シリーズの動作デモがツクモパソコン本店IIでスタートした。デモ機はGIGABYTE製サーバーで、搭載CPUは32コア/64スレッドのEPYC 7601。
GIGABYTEのサーバーキット「W291-Z00」がベース
EPYC 7000シリーズはZenアーキテクチャを採用したサーバー向けのSocket SP3対応CPU。これまでにCPU単品や搭載PCの店頭販売は行われていたが、動態展示はあまり見かけなかった。
今回のデモはGIGABYTEが2018年12月に発表したEPYC 7000シリーズ対応サーバー「W291-Z00」を使ったもの。W291-Z00はSocket SP3マザーボード「MZ01-CE1」やタワー筐体を採用し、4基までビデオカードを搭載できるほか、ホットスワップに対応した4基のフロントベイ、1,600Wの80 PLUS Plutinum電源を2基使用したリダンダント電源などを売りとしている。
デモ機には32コア/64スレッドのEPYC 7601(ベース2.2GHz/ブースト3.2GHz、TDP 180W)やNVIDIA Quadro K2000、Intel SSD 520(120GBモデル)などが搭載。メモリは最大容量の128GBが搭載されている。OSはWindows Server 2019 Standard。
同店はW291-Z00にCPUやOSなどを搭載した完成品のサーバーを近日中に受注販売するとしている。なお、デモ機と同じ仕様で販売するかどうかは未決とのこと。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]