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Raspberry Piで使える「Google Coral Edge TPU USB Accelerator」が店頭販売中

「Edge TPU」搭載のUSBアクセラレータ

 Raspberry Piとの組み合わせも可能なEdge TPU搭載USBアクセラレータ「Coral Edge TPU USB Accelerator」が、秋月電子通商マルツ秋葉原本店で販売中だ。

 Googleの組み込みAI製品向けプラットフォーム「Coral」の製品で、販売価格は税抜き9,800円前後。

AI実行に特化したASIC「Edge TPU」を搭載したUSBアクセラレータ

 これは、エッジ(現場レベル)でのAI実行に特化したというGoogle製ASIC「Edge TPU」を搭載したUSB接続のアクセラレータ。

 同じくEdge TPUを搭載したシングルボード「Coral Dev Board」は、HDMIやLANなどを備え、単体で動作するのに対し、USB Acceleratorは既存システムにAIアクセラレータを追加するもの。Linuxベースのシステムに対応しており、Raspberry Piとの組み合わせも可能という。

 具体的な要求システムについては、プロセッサがx86-64またはARM32/64、OSがDebian 6.0以降または派生OS(Ubuntu 10.0以降など)とされている。

 本体サイズは65×30×8mm。インターフェイスはUSB 3.0 Type-Cで、電源はUSB経由で供給される。なお、USB 2.0接続でも動作するが、推論スピードは低下するとのこと。付属品はUSBケーブル(Type-C-Type-A)など。

[撮影協力:秋月電子通商マルツ秋葉原本店]