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最大1.5TBのメモリ増設に対応したASUS製マザー「Pro WS C621-64L SAGE/10G」が発売

下位の「Pro WS C621-64L SAGE」もあり

Pro WS C621-64L SAGE/10G

 Xeon W-3200シリーズ対応マザーがASUSからも登場、「Pro WS C621-64L SAGE/10G」「Pro WS C621-64L SAGE」の2モデルが発売された。前者は10GbEを搭載している。店頭価格は順に税込117,678円、税込97,878円。

12本のメモリスロットを備えたワークステーションマザーボード

 これらはIntel C621チップセットを搭載したCEBフォームファクタのLGA3647マザーボード。第1/第2世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサに対応したワークステーション向けの製品で、最新のXeon W-3200シリーズへの対応も謳われている。

I/Oパネル。10GbE×2を装備
SATAポート
5本のPCIeスロット

 Xeon W-3200シリーズの特徴でもある64基のPCIe 3.0インターフェイスを活かせるデザインが売り。x16タイプのPCIeスロットを5基備えており、Xeon W-3200シリーズを搭載した場合はこのうち4基をx16接続で使用できる。4基のx16スロットはそれぞれスロット2基分の間隔で配置されており、デュアルスロットタイプのビデオカードでクアッドGPUを構成できる。

 なお、Xeonスケーラブル・プロセッサ搭載時はx16接続×2、x8接続×2の構成となる。

サーバー管理チップを搭載
ソケットはLGA3647
製品パッケージ

 また、Pro WS C621-64L SAGE/10Gは10GbEポート×2(Intel X550-AT2)を装備。そのほかOSから独立してサーバーのリモート監視を行える管理チップ「ASMB9-iKVM」を搭載している。Pro WS C621-64L SAGEは管理チップを搭載しておらず、有線LANはGigabit Ethernetポート×2(Intel I210-AT)となっている。

 メモリスロットはDIMM×12で、マザーとしては最大1,536GBの容量に対応する(搭載CPUにより最大容量は異なる)。対応メモリタイプはDDR4 2933/2666 RDIMM/LRDIMM。

 上記以外の主な機能・インターフェイスは、SATA 6Gb/s、M.2、USB 3.2 Gen2 Type-A/C、USB 3.2 Gen1、7.1チャンネルサウンド。

 販売ショップはツクモパソコン本店IIパソコン工房 秋葉原BUYMORE店

Pro WS C621-64L SAGE。LANがGbE×2に変更されているが、基本的な機能は同等
サーバー管理チップを搭載しないため空きパターンとなっている
製品パッケージ

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]