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10GbE対応の4ベイNAS「QNAP TS-431KX」が発売、1GbEポートも2基搭載

QNAP「TS-431KX」

 Gigabit Ethernetポートと10GbE SFP+ポートの両方を搭載したQNAP製NASキット「TS-431KX」が発売された。店頭価格は税込61,490円。

4コアプロセッサのAlpine AL-214やメモリ2GBを搭載した4ベイNASキット

 TS-431KXはフロントに4基の3.5インチドライブ対応ベイを備えたNASキット。SMB・スタートアップオフィス向けを謳う製品で、4コアプロセッサのAlpine AL-214(1.7GHz)のほか、Gigabit Ethernet対応のRJ45ポート2基と10 Gigabit Ethernet対応のSFP+ポート1基を搭載し、1GbE環境から10GbE環境へのアップグレードも簡単に行なえるとしている。

 ドライブベイはホットスワップをサポート。筐体を開かずにフロントからトレイを引き出してドライブの交換が行なえる。ドライブを誤って取り外してしまうことなどを防ぐロック機能も備えている。

 また、リモートサーバーやクラウドストレージとの間でのデータバックアップ・復元も行なえる「HBS(Hybrid Backup Sync)」、ファイルを誤って削除した時などに簡単に復元できるスナップショット、ボタン操作でUSB接続ドライブへのファイルコピーが行なえる「USB自動コピー」などの機能が搭載されている。

 本体の寸法は高さ161×幅160×奥行き219mm、重量は2.03kgで、120mmサイズの冷却ファン1基が内蔵されている。電源は外付け(90Wアダプタ)。メモリはDDR3L 2GB(SO-DIMMスロット×1、最大8GB)。外部インターフェイスは1GbE RJ45×2、10GbE SFP+×1、USB 3.2 Gen1×3(フロント×1、リア×2)。

 付属品は電源アダプタ、LANケーブル、ドライブ用ネジなど。

[撮影協力:オリオスペック]