ニュース

キオクシアの個人向けSSD「EXCERIA」シリーズが30日に発売、計9製品

 キオクシア株式会社(旧東芝メモリ)の、個人向けSSD製品が30日(火)に発売予定だ。販売元は株式会社バッファローで、キオクシアからの個人向けSSD製品発売は日本市場としては初。Amazon.co.jpで予約受け付けが始まっている。

 投入されるのはゲーミングPCなどを想定したハイエンドM.2 NVMe SSD「EXCERIA PLUS SSDシリーズ」、自作PCユーザーなどメインストリーム向けのM.2 NVMe SSD「EXCERIA SSDシリーズ」、ノートPCのストレージ換装などを想定したエントリーモデルの2.5インチSATA SSD「EXCERIA SATA SSDシリーズ」の3シリーズ。

 各SSDはキオクシア製ユーティリティ「SSD Utilityマネージメントソフトウエア」から、健康状態のモニタリング、ファームウェアの更新、オーバープロビジョニングの調整などが可能。なおバッファローでは、製品保証期間と別にユーティリティ上の「残り寿命の割合」がゼロになった時点で保証期間が終了するとしている。

EXCERIA PLUS SSD

 ハイエンドSSDとなるEXCERIA PLUS SSDシリーズでは、2TBモデル(SSD-CK2.0N3P/N)、1TBモデル(SSD-CK1.0N3P/N)、500GBモデル(SSD-CK500N3P/N)の3容量を用意。Amazon.co.jpでの予約販売価格(税込)はそれぞれ52,280円、27,080円、13,980円。

 NANDフラッシュは「BiCS FLASH」TLC NANDで、高速性を重視するゲーム用のPCやクリエイティブな作業向けの製品をうたう。

 接続インターフェイスはPCIe Gen3 x4でNVMe 1.3cプロトコルを採用。フォームファクタは2TB/1TBがM.2 Type 2280-D3-M、500GBがM.2 Type 2280-S2-M。

 シーケンシャル性能はリード最大3,400MB/s、同ライト3,200MB/s(500GBのみ2,500MB/s)。ランダム性能はリード最大68万IOPS(500GBは42万IOPS)、同ライト最大68万IOPS(500GBのみ57万IOPS)。保証期間は5年間。

EXCERIA SSD

 メインストリーム向けのEXCERIA SSDシリーズでは、1TBモデル(SSD-CK1.0N3/N)、500GBモデル(SSD-CK500N3/N)、250GBモデル(SSD-CK250N3/N)の3容量を用意。Amazon.co.jpでの予約販売価格(税込)はそれぞれ12,480円、5,980円、7,980円。

 NANDフラッシュは「BiCS FLASH」TLC NANDで、自作PCの製作などコストと性能や消費電力のバランスを重視するユーザー向けの製品としている。

 接続インターフェイスはPCIe Gen3 x4でNVMe 1.3cプロトコルを採用。フォームファクタはM.2 Type 2280-S2-M。

 シーケンシャル性能はリード最大1,700MB/s、同ライト1,600MB/s(250GBのみ1,200MB/s)。ランダム性能はリード最大35万IOPS(250GBは20万IOPS)、同ライト最大40万IOPS(250GBのみ29万IOPS)。保証期間は5年間。

EXCERIA SATA SSD

 エントリーのEXCERIA SATA SSDシリーズでは、960GBモデル(SSD-CK960S/N)、480GBモデル(SSD-CK480S/N)、240GBモデル(SSD-CK240S/N)の3容量を用意。Amazon.co.jpでの予約販売価格(税込)はそれぞれ11,480円、7,180円、3,980円。

 NANDフラッシュは「BiCS FLASH」TLC NANDで、ノートPCなどでHDDストレージから手軽アップグレードしたいユーザー向けとしている。

 接続インターフェイスはSATA 6Gbpsで、フォームファクタは7mm厚2.5インチ。

 シーケンシャル性能はリード最大555MB/s、同ライト540MB/s。ランダム性能はリード最大81,000IOPS(240GBは79,000IOPS)、同ライト最大88,000IOPS(240GBのみ87,000IOPS)。保証期間は3年間。