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Samsungの最新SSD「870 QVO」がデビュー、4TBなど3製品入荷
注目の8TBは後日発売
2020年8月3日 00:00
大容量の8TBモデルもラインナップされたSamsungの2.5インチSSDの新製品「870 QVO」シリーズが発売された。販売元はITGマーケティング。
今回入荷したのは容量1TB（MZ-77Q1T0B/IT）、2TB（MZ-77Q2T0B/IT）、4TB（MZ-77Q4T0B/IT）の3つで、販売価格は順に税込13,480円、税込28,800円、税込58,800円。
なお、容量8TBモデル（MZ-77Q8T0B/IT）は今回未入荷。Amazon.co.jpでは末尾が異なる「MZ-77Q8T0B/EC」の予約受け付けをはじめている。予価は税込98,970円で、発売日は「9月15日(火)」とアナウンスしている。
Samsung「MKX」コントローラーやQLC NANDフラッシュ搭載の2.5インチSSD
870 QVOシリーズは6Gbps SATA対応の2.5インチSSDで、2019年1月に発売された「860 QVO」に続くモデル。第2世代のQLC NANDフラッシュを採用し、860 QVOとの比較でシーケンシャルアクセス性能（最高値）がリードで550MB/s→560MB/s、ライトで520MB/s→530MB/sと向上したという。
860 QVOには無かった大容量の8TBモデルが用意されたのも特徴。8TB SSDについてはこれまでにPCIeカードタイプやエンタープライズ向けの2.5インチモデルが登場しているが、種類は少なく珍しい。
搭載コントローラはSamsung製の「MKX」。NANDフラッシュの一部をキャッシュとして使用し、ライト速度を向上させる「Intelligent TurboWrite」技術も搭載する。
ランダムアクセス性能（最高値）は4KB QD1がリード11,000IOPS、ライト35,000IOPS、4KB QD32がリード98,000IOPS、ライト88,000IOPS。
MTBFは150万時間。耐久性（TBW）は1TBモデルが360TB、2TBモデルが720TB、4TBモデルが1,440TB、8TBモデルが2,880TB。外形寸法は100×69.85×6.8mm。
