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小さいのに拡張性が高いPCケース「DA2」がバージョンアップ、GeForce RTX 3000にも対応

DA2 V2

 小型ながら収納力が高いオランダStreacomのMini-ITX/DTXケースの新モデル「DA2 V2」が登場、オリオスペックがブラックモデル「ST-DA2B-V2」の販売を開始した。

 店頭価格は税込32,780円。

通気口を細かくして穴の数を増やした拡張性の高いMini-ITXケース

 DA2 V2は高さ286×幅180×奥行き340mm、容量17.5リットルとコンパクトなアルミ製PCケースで、2019年1月に登場した「DA2」のバージョンアップモデル。

 主に冷却に関わる箇所が変更されており、リアパネルとサイドパネルのパンチングを微細化して穴の数を増やすことで、エアフローのインピーダンスを大幅に減らしたという。トップとボトムのフィルターパネルも、通気部分を広口にするなど改良されている。

 同社はDA2 V2の冷却システムについて「GeForce RTX 3000シリーズに最適」とアピール。ボトムから入ったエアがビデオカードを通り、リアの92mmファンや、電源ユニット内蔵ファンも介して排出されるという流れで、他社製ケースより冷却面で有利としている(ファンと電源は別売り)。

 本体のサイズは前モデルと同じ。内部についても、サイドとトップのブラケットがレール上を移動するという従来通りの構造で、ブラケットを前後に動かすことでラジエーター(280mmサイズまで)のほか冷却液タンク、ファン、3.5インチドライブなど様々なサイズ・形状のPCパーツを取り付けることができる。

 対応マザーボードタイプはMini-ITX、Mini-DTX。拡張カードスロットは2基。搭載可能なドライブ数は3.5インチ×3または2.5インチ×6。電源はSFX、SFX-L、ATXタイプが搭載できる。

 他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが330×150×50mmまで(ATX電源搭載時は長さ220mmまで)、CPUクーラーが高さ145mmまで。

[取材協力:オリオスペック]