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Intelのデータセンター向けSSD「Optane SSD P5800X」が店頭入荷、最大リード7.200MB/s

Intel Optane SSD P5800X

 リード7,200MB/s、DWPD 100を公称するIntelのデータセンター向けNVMe 2.5インチSSD「Intel Optane SSD P5800X」(以下P5800X)が登場、オリオスペックが1.6TB、800GB、400GBの3モデルの販売を開始した。販売価格は順に514,800円、282,700円、164,450円。

アクセス負荷の高いデータセンターなどに向けたSSD、PCIe 4.0に対応

 P5800Xは、アクセス負荷の高いデータセンターなどに向けたSSD「Intel Optane SSD DC」シリーズに属する製品。「Alder Stream」(開発コード名)と呼ばれる新世代で、シリーズとして初めてPCIe 4.0に対応し、アクセス性能や耐久性が向上したこともアピールしている。

 アクセス性能については、旧世代の「Intel Optane SSD DC P4800X」(以下P4800X)との比較で、ランダムリード時の平均レイテンシーが40%低下したほか、リード・ライト偏差が最大50%向上し、99.999%のQoS(Quality of Service)を実現したとしている。

 1.6TBモデルのパフォーマンス仕様は、シーケンシャルリード7,200MB/s、ライト6,200MB/s、ランダムリード/ライト150万IOPS。800GBモデルは順に7,200MB/s、6,100MB/s、150万IOPS、135万IOPS。400GBモデルは順に7,200MB/s、4,800MB/s、150万IOPS、115万IOPS。

 また、耐久性はP4800X比で67%向上したといい、全3モデルでDWPD(Drive Writes Per Day、1日にドライブ全容量をライトできる回数)を100としている。

 インターフェイスはPCIe 4.0 x4。フォームファクタは2.5インチ、厚さ15mm。MTBFは200万時間。保証期間は5年間。

[取材協力:オリオスペック]