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8.3インチの新iPad miniが発売、価格は59,800円から

第6世代iPad mini(写真はWi-Fi + Cellularモデル)

 ホームボタンが無くなり画面が大きくなった第6世代の「iPad mini」が発売された。カラーは「スペースグレイ」「ピンク」「パープル」「スターライト」の4種類。販売価格はWi-Fiモデルが59,800~77,800円、Wi-Fi + Cellularモデルが77,800円~95,800円。

ディスプレイが8.3インチに大型化し、ホームボタンが無くなった新型iPad mini

 iPad miniはAppleのiPadOS搭載タブレット型端末のコンパクト版。iPadやiPad Airなどと比べ画面は小さいものの、本体が小型・軽量で携帯しやすいのが売りだ。

 第6世代となる今回のモデルでは、第5世代まで本体表面に装備されていたホームボタンが無くなったのが大きな特徴。これにより、コンパクトさを維持しつつディスプレイが7.9インチから8.3インチに大型化した。

 充電やデータ転送などに用いる端子が、Apple独自のLightningコネクタから汎用のUSB Type-Cポート(USB 3.1 Gen1、DisplayPort対応)に変更されたのもトピック。他にもプロセッサの強化、5G対応(Wi-Fi + Cellularモデル)、第2世代Apple Pencilへの対応などがなされている。

 ボタンは「トップボタン/Touch IDセンサー」が上部に装備。なお、端子については3.5mmヘッドホンジャックも非搭載となった。

 ストレージ容量は64GBまたは256GB。ディスプレイ解像度は2,266×1,488ドット。本体のサイズは195.4×134.8×6.3mm、重量はWi-Fiモデルが293g、Wi-Fi + Cellularモデルが297g。付属品はUSB充電ケーブル、20W電源アダプタ。

第5世代iPad miniとの比較

10.2インチディスプレイを搭載した第9世代iPadも発売、価格は39,800円から

 このほか、解像度2,160×1,620ドットの10.2インチディスプレイを搭載した第9世代iPadの販売も始まっている。ホームボタンやLightningコネクタを備えたモデルで、ストレージ容量は64GBまたは256GB。第1世代Apple Pencilに対応する。価格は39,800円から。

第9世代iPad(Apple Pencilとキーボードは別売り)