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最大9枚のビデオカードを増設できるマイニング向けマザーがBIOSTARから、ストレージマイニングにも対応

 第11世代Coreプロセッサに対応し、PCIe 4.0スロットも装備したBIOSTARのマイニング向けマザーボード「TZ590-BTC DUO」が近日発売される。アユートは11月12日(金)に発売するとしている。

9枚までPCIeビデオカードを搭載できるIntel Z590マザーボード

 TZ590-BTC DUOはIntel Z590チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1200マザーボード。暗号資産(仮想通貨)のマイニングに特化したマザーで、9枚までPCIeビデオカードを搭載できるほか、ストレージマイニング向けとしてSATAコネクタ10基とM.2スロット4基が装備されている。

 マイニング向けマザーはIntel 300シリーズなどの旧世代チップセットを搭載した製品が多いが、TZ590-BTC DUOでは最新世代の1つ前のZ590チップセットが採用。第11/10世代のCore/Pentium/Celeronプロセッサが搭載可能で、第11世代CPUを用いた場合はPCIe 4.0対応の拡張カードとSSDを使用できる。

 ATX電源コネクタ(24ピン)は2基装備。電源ユニットの2台構成をサポートし、安定した電力供給を実現するとしている。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×4(最大128GB)。拡張カードスロットはPCIe 4.0 x16×1(x8動作)、PCIe 3.0 x1×8で、全スロットを使用するには別売りのライザーケーブルが必要。上記以外のインターフェイスはHDMI、VGA、LAN、USB 3.2 Gen1、PS/2など。