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ファミコン用RGB出力キット「NESRGB」向けAVマルチ出力基板が入荷、半導体不足の影響でACアダプタ仕様の部品は無し

赤白FC用 FCRGB基板【AVマルチ出力】(キット)を組み立てた様子

 ファミコンでRGB出力が可能になる電子工作キット「NESRGB」を初代ファミコンに搭載する際に組み合わせる追加基板に新モデルが登場、「赤白FC用 FCRGB基板【AVマルチ出力】(キット)」が家電のケンちゃんに入荷した。製品ははんだ付け作業などが必要なキット版で、販売価格は6,580円。

ファミコン内蔵のRF基板の代わりに搭載するRGB基板キット

 これは、NESRGBを初代ファミコンで利用する際に、ファミコン内蔵のRF基板の代わりに搭載するRGB基板キット。同人サークル「BAKUTEN工房」の作品で、NESRGBは別売り。

 同サークルが過去に頒布した「赤白FC用 NESRGB AVマルチ基板 Rev.0.5」の後継モデルで、従来モデルとの違いはUSB給電に対応した点や、AVマルチコネクタまたはVGAコネクタのどちらかを搭載できるようになった点など。

 基板の組み立てにははんだ付け作業などが必要なほか、基板を搭載する際にファミコン本体も加工する必要がある。

 なお、基本的な部品はセットになっているが、AVマルチコネクタ/VGAコネクタは別途用意する必要がある。AVマルチコネクタについてはスーパーファミコンから移植して利用、もしくは同店で販売されている「AVマルチコネクタ(3Dプリント品)」を利用して欲しいとされている。また、本来はUSB給電仕様のほかに「ACアダプタ仕様」にすることも可能なようだが、「半導体不足によりDC-DCコンバータが入手困難となっているため、現在の頒布品にはACアダプタ仕様にするための部品は入っていない」そうだ。

[取材協力:家電のケンちゃん]