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初代ファミコンのビデオ/疑似ステレオ出力キット、USB動作にも対応

赤白FC用 FCAV基板【ビデオ/疑似ステレオ出力キット】

 初代ファミリーコンピューターでUSB動作 + AV出力を可能にするという改造基板キット「赤白FC用 FCAV基板【ビデオ/疑似ステレオ出力キット】」の取り扱いが家電のケンちゃんで始まっている。

 はんだ付け作業などが必要な電子工作キットで、販売価格は税抜き5,436円(税込5,980円)。

ファミコンをビデオ出力化+擬似ステレオ化できる改造基板キット

 これは、初代ファミコンに内蔵されているRF基板と交換することで、ファミコンをビデオ出力化+疑似ステレオ化できるという電子工作キット。同人サークル「BAKUTEN工房」の作品で、キットには基板や部品一式、配線コードなどがセットになっている。

 搭載するには基板の組み立てが必要なほか、ファミコン内蔵のメイン基板の加工やメンテナンス作業が必要という。

組み立て済みサンプル
端子の様子
赤白FC用 FCAV基板【ビデオ/疑似ステレオ出力キット】

 なお、ファミコンは製造時期によって内蔵されている基板が異なるが、同サークルによると「取り付け方法は異なるが、前期版と後期版のいずれの基板にも対応している」とのこと。

キットは組み立てが必要
パッケージ

 電源についてはキットに付属するMicro USBコネクタDIP化キットを利用することでUSBバスパワー動作にできるほか、ACアダプタ動作にすることもできる。

 同サークルよると「USB動作の場合は、“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 専用ACアダプター”や“ニンテンドーUSB ACアダプター”での動作を確認している」とのこと。

 同店では実際に改造したファミコンで店頭デモを行っている。

基板を搭載したデモ機
店頭デモの様子
端子部の様子

[取材協力:家電のケンちゃん]