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「GeForce RTX 3050」がデビュー、最安モデルは39,800円
2022年1月27日 23:00
GeForceファミリーの新モデル「GeForce RTX 3050」を搭載したビデオカードが登場、ASUS、Gainward、GALAKURO GAMING、GIGABYTE、MSI、Palit、ZOTAC各モデルの販売が28日(金)から始まる。店頭価格は39,800~64,360円。
最安モデルはMSI「GeForce RTX 3050 AERO ITX 8G」とZOTAC「ZT-A30500E-10M」だが、初回入荷分が売り切れた後は「恐らく同じ価格では入荷しない」(複数のショップ)とのこと。NVIDIAの新型GPUは、初回だけごく一部のモデルが非常に安価な価格で出回るものの、その後は価格が大きく上昇することが多い。最安モデル以外の価格は47,800~64,360円。
GeForce RTX 3050製品一覧.
- ASUSのGeForce RTX 3050は2製品、Axial-techファン採用の「ROG STRIX」モデルなど
- Gainwardの「GeForce RTX 3050 Ghost」はデュアルファン仕様
- GIGABYTE「GeForce RTX 3050 GAMING OC 8G」は3連ファン仕様
- MSIのGeForce RTX 3050は3製品、シングルファンの最安モデルなど
- PalitのGeForce RTX 3050はクロック違いで2製品、デュアルファンクーラー採用
- ZOTACのGeForce RTX 3050は2製品、価格は39,800円から
- GALAKURO GAMINGのGeForce RTX 3050はシングルファン仕様、カード長は約189mm
GeForce RTX 30シリーズのローエンドモデル、標準メモリ構成はGDDR6 8GB
GeForce RTX 3050はNVIDIAのゲーム向けGPUであるGeForce RTX 30シリーズのローエンドモデル。2021年2月に登場したRTX 3060の1つ下のモデルで、同シリーズでは現時点の最下位となる。
上位モデルと同様に、第2世代RTコアと第3世代Tensorコアとで構成されるAmpereアーキテクチャが採用。レイトレーシングを使う最新のゲームを60fpsで処理できるという。
また、同社によればRTX 3050搭載カードはRTX 3060搭載カードより1万円以上安く、旧世代のGeForce GTXシリーズを使っているゲーマーにとって、GeForce RTXシリーズにステップアップするための魅力的な製品になるとしている。
主なスペックは、CUDAコア数が2,560、ブーストクロックが1.78GHz、ベースクロックが1.55GHz、標準メモリ構成がGDDR6 8GB、カード電力が130W。複数のビデオカードを使用して性能を上げる「NVLink」は非サポート。
なお、カード電力はRTX 3060の170Wより低くなったが、システム電力要件は変わらず電源容量550W、補助電源コネクタ8ピン×1とされている。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とドスパラ秋葉原本店とパソコンショップ アーク]