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ASRockの極冷OC向けマザー「Z690 AQUA OC」が発売、世界記録の達成に役立つ機能を搭載
2022年3月4日 00:05
極冷オーバークロック向けに特別設計したというASRockのZ690マザー「Z690 AQUA OC」が発売された。店頭価格は198,000円。
OCのポテンシャルを最大限に引き出すためメモリスロットを2基まで絞った水冷マザー
Z690 AQUA OCはIntel Z690チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1700マザーボード。CPU・VRM用の水冷ブロックが装備されており、ラジエーターやポンプなどを接続することで水冷PCにすることができる。
同社からは2月にも水冷対応のZ690マザー「Z690 AQUA」が発売されているが、今回は「極冷オーバークロック用」とアピール。基板にはOC向けの「+」「-」ボタンなどが装備されており、「オーバークロッカーが世界記録の達成に役立つさまざまな機能を備えた」としている。
また、Z690 AQUAでは4基だったDDR5メモリ用のDIMMスロットをZ690 AQUA OCでは2基に減らし、OCのポテンシャルを最大限に引き出すための最適な信号配線を施したという。ただし、これにより搭載可能な最大容量は128GBから64GBに減っている。
Z690 AQUAと同様に、水冷ブロックには各種のステータスを表示できるOLEDディスプレイや照明機能が装備。「AQUA」ロゴ入りの水漏れ検知器も同梱されている。
拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×1。I/Oパネル部の端子は10GbE LAN、2.5GbE LAN、HDMI、DisplayPort入力、S/PDIF出力、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4（Type-C）など。USB 3.2 Gen2x2はピンヘッダのみ。無線機能はWi-Fi 6EとBluetooth。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコンショップ アークとオリオスペック]
