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Ryzen 5000シリーズの新モデルが3製品追加、価格は23,300円から
2022年4月15日 11:00
Ryzen 5000シリーズの新モデルが3製品登場、Ryzen 7 5700X、Ryzen 5 5600、Ryzen 5 5500が発売された。店頭価格は順に42,800円前後、28,800円前後、23,300円前後。
なお、同日発売予定だったRyzen 5 4500、Ryzen 3 4100は今回未入荷。「後日発売予定」(複数のショップ)となっている。
Socket AM4対応CPUの新モデル、Ryzen 7 5700XはCPUクーラー別売り
これら5モデルは、AMDが3月にメインストリーム向けとしてRyzenデスクトップ・プロセッサーのラインナップに追加したもの。Ryzen 5000シリーズではZen 3アーキテクチャが、Ryzen 4000シリーズではZen 2アーキテクチャがそれぞれ採用されている。
3月に追加されたのは全部で6モデルで、日本での発売は未定だがGPU搭載モデルのRyzen 5 4600Gもある。Radeon Graphics(7コア、1,900MHz)が搭載されており、ビデオカード無しで映像出力機能を使うことができる。
全6モデルがSocket AM4タイプのCPUソケットに対応。PCIeインターフェイスはRyzen 7 5700XとRyzen 5 5600がGen4、他のモデルはGen3。また、Ryzen 7 5700XはCPUクーラーが付属せず、他はCPUクーラー「Wraith Stealth」が付属する。
なお、Ryzen 5000シリーズがAMD 300シリーズチップセットに対応することも発表されている。旧世代のAMD X370/B350/A320チップセットを搭載したマザーボードでも、BIOSをアップデートすることで最新世代のRyzenが使えるようになる。
対応BIOSの提供時期についてはAMDは4月以降としており、一部のマザーメーカーのWebサイトではBIOSがダウンロードできるようになっている。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とオリオスペックとパソコンショップ アーク]