ニュース

Core i9-12900搭載のゲーミングNUC「Dragon Canyon」が入荷、ビデオカード増設に対応

「Intel NUC 12 Extreme Kit(RNUC12DCMI90000)」

 開発コード名「Dragon Canyon」のゲーミングPCキット「Intel NUC 12 Extreme Kit」が登場、Core i9-12900搭載モデル「NUC12DCMi9(RNUC12DCMI90000)」が販売中だ。対応メモリはDDR4 SO-DIMM。店頭価格は218,000円(電源ケーブルは別売り)。

 オリオスペックは、このモデルをベースにしたオリジナルPC「CreateON WS 12 Compact」を販売中。

第12世代Core i9プロセッサを搭載した小型PCの自作キット、長さ300mmまでのビデオカードを搭載可能

 Intel NUC 12 Extreme Kitはゲーム向け小型PCの自作キット。高さ189×幅120×奥行き357mmの筐体に、デスクトップPC版の第12世代Coreプロセッサや、Intel Z690搭載マザーボードなどが組み込まれており、別途用意したメモリ、ストレージ、OSを搭載することでPCが完成する。

 筐体のサイズは前世代のIntel NUC 11 Extreme Kit(開発コード名「Beast Canyon」)と同じで、小型ながらビデオカードの内蔵が可能。PCIe 5.0 x16スロットが装備されており、厚さ2スロット分まで、長さ300mmまでのカードを搭載できる。

 NUC12DCMi9の搭載CPUはCore i9-12900(Pコア8+Eコア8、24スレッド、最高5.1GHz)。このほか、Core i7-12700(Pコア8+Eコア4、20スレッド、最高4.9GHz)を搭載したモデル「NUC12DCMi7」がラインナップされている。

 搭載電源ユニットの出力は650W。仕様書「Product Specification」によれば、FSP製の80PLUS Gold電源「FSP650-57SAB-A」を採用しているとのこと。

 メモリスロットはSO-DIMM×2(DDR4-3200、最大64GB)。ストレージインターフェイスはM.2×3(PCIe×1、SATA/PCIe×2)。対応OSはWindows 11/10。

 NUC12DCMi9のフロント端子はUSB 3.1 Gen2 Type-C×1、USB 3.1 Gen2 Type-A×1、SDカードスロット×1、3.5mmスピーカー/ヘッドセット×1。リア端子はHDMI×1、RJ45×2(10GbE+2.5GbE)、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×6。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2。

[取材協力:オリオスペックパソコンショップ アーク]