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発売から27年後に解明された「デザエモン」の隠し通信機能を利用した“メモリカードもどき”が入荷

HOZON-KUN 製作セミキット

 スーパーファミコンのシューティングゲーム制作ソフト「デザエモン」のデータセーブなどができる「HOZON-KUN 製作セミキット」が家電のケンちゃんに入荷した。「HIROOMIN FACTORY」による組み立てキットで、店頭価格は2,860円。なお、初回入荷分はすでに売り切れ。

スーパーファミコン版デザエモンの「隠し通信機能」を使ったデータセーブキット

 キットの内容はボタンなどの部品が実装された基板やケーブルなど。自身ではんだ付けなどをして両方を接続することで完成する。使用する際はケーブルをスーパーファミコンのコントローラー端子に接続する。

 データへのアクセスはデザエモンの「隠し通信機能」で行なう。スーパーファミコンのリセットボタンやコントローラーで“隠しコマンド”を入力し、「SPECIAL MENU」画面を表示させる必要があるという。ちなみに、隠し通信機能はデザエモン発売の27年後の2021年に明らかになったとのこと。

 SPECIAL MENU画面では、基板のボタンを押す長さによって「セーブ」「ロード」「ベリファイ」の3つの機能が使用可能。LEDの色でどの機能が起動しているかを確認できる。データ転送時間はセーブで1分30秒、ロードやベリファイで1分20秒程度とのこと。

[取材協力:家電のケンちゃん]