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480mmラジエーター対応のフルタワー「HAF 700 EVO」が発売、前面に円形ディスプレイ搭載

2022年6月15日 12:05

（6/16 22:22更新）実機写真を追加。
初出日時 6/15 12:05

HAF 700 EVO

　大型の480mmラジエーターに対応したCooler MasterのPCケース「HAF 700 EVO」（型番H700E-IGNN-S00）が発売された。ラジエーターは5カ所に搭載可能。店頭価格は55,980円。

フロント中央に円形ディスプレイを備えた大型PCケース、480mmラジエーター対応

　HAF 700 EVOは高さ540×幅279×奥行き556mmのタワー型PCケース。E-ATX/SSI EEBマザーボードや長さ490mmのビデオカード、480mmサイズのラジエーターといった、大型のPCパーツを搭載できるのが特長だ。

　480mmラジエーターは右サイドに装着可能。このほか、トップ（420mmまたは360mm×2）、フロント（420mm）、リア（240mm）、ボトム（420mm）の4カ所に装着できる（カッコ内は最大対応サイズ）。

　内部を複数のエリアに分ける「マルチチャンバーレイアウト」が採用。「冷却エリア」「ケーブル管理エリア」「電源スロット」などで構成され、高い冷却効率を実現するほか各種ケーブルの整理ができるとしている。

　ツールレスと謳われたトップパネルも特徴。この構造により、簡単にトップパネルとサイドパネルを取り外し、ラジエーターの装着やメンテナンスなどができるという。ビデオカード、ATX電源ユニット、HDDケージもツールレスで着脱可能とのこと。

　フロントパネルには円形の液晶ディスプレイが装備。CPUクロックなどのステータスや画像、ビデオなどを表示でき、ソフトウェア「MasterPlus+」で画面の向き、アニメーション速度などのカスタマイズも可能という。

　対応マザータイプはMini-ITX、microATX、ATX、E-ATX、SSI CEB、SSI EEB。ドライブベイは2.5/3.5インチ×12、2.5インチ×12。拡張カードスロットは8基で、ビデオカードの垂直マウントにも対応する（PCIe 4.0対応ライザーケーブル付属）。

　搭載されているケースファンはフロント200mm×2、リア120mm×2、ボトム120mm×1。トップ、サイドへの増設も可能。また、PWMポート7基とARGBポート5基を備えたハブを搭載する。

　各PCパーツの対応サイズはビデオカードが長さ490mmまで、CPUクーラーが高さ166mmまで、電源が奥行き200mmまで。